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(京都でのイベント終了後、握手会があった。
あとは……昴のところの、あの女性で終わりだな)
2
お待たせ、プロデューサー!
ごめん、つい話し込んじゃってさ。
3
気にしなくていいよ。けどあのファンの女性、
劇場でも見掛けた事があるような……。
4
うん。あの人、オレのファンで……劇場まで
来てるけど、ホントは京都に住んでるんだって。
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手紙ももらったことあるから、
名前聞いて、すぐわかったんだけど……。
6
それ言ったら、泣いちゃってさ。
ちょっとびっくりしたよ。
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そうだったのか。
あの人は、昴の事が大好きなんだな。
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うん。オレ、特別なコトとか何もできないけど……
でも、ホントのホントにうれしかったからさ。
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「いつも応援してくれてありがとな!」
って言ったら、すっげーよろこんでくれたぜ!
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そうか。気持ちが伝わって良かったな。
昴も、あのファンの人も。
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でも、泣いちゃうくらいオレのことが好きとかさ……
なんだか、びっくりだぜ。
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「好きなのに泣いちゃうって、なんで?」とか。
「好きって、うれしいもんじゃないのか?」とかさ。
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オレたち、今回そういう歌を歌ったのに……
好きって、難しいなー。わかんねーコトばっかだよ。
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なるほど……新たな疑問が湧いたんだな。
昴自身は、そういう経験はないのか?
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ええ!? お、オレはその、別に……
プロデューサーこそ、そういうのあるのかよ?
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さあ、どうだろうな……。
お、そろそろ時間だな。行こう、昴!
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ごまかしたな? プロデューサー!
ダッシュでオレに勝てると思うなよ! 待て~!