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(ドラマのロケで、温泉旅館に来ている。
かなりの長丁場だけど、麗花は大丈夫かな?)
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あ、プロデューサーさん、お疲れさまです。
元気ですか? ぽんぽこぽーん!
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ありがとう、元気だよ。
麗花の方こそ疲れてないか? 撮影、続いてるけど。
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へっちゃらです! 休憩中に温泉に入らせて
もらったので、体力はバッチリ満タンですよ♪
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それにこの役、演じるのがすっごく楽しくて。
タヌキに育てられた、妖術使い!
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私にピッタリですよね。
プロデューサーさんも、そう思いませんか?
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うん、不思議とピッタリだな。
難しそうな役どころだと思っていたんだけど……。
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えっへん! 実は私……。
タヌキと似てるところがあるんです!
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満月の夜になると、踊りたくなりますし……。
お腹を叩くと、すっごくいい音がするんですよ?
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ほらほら、プロデューサーさんも
叩いてみてください! ぽんぽこ♪
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いや、それは遠慮するけど……なるほど。
そこまで役作りをしてくれてたわけか。
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役作り……うーん、そうかも? なんだか、
タヌキを家族みたいに感じちゃってるんです♪
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このままだと私、本当に妖術使いに
なっちゃうかも……? そうしたら、どうしますか?
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妖術使いの私は、何にでも化けられるそうなので。
イタズラし放題ですよね? ふふっ♪
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プロデューサーさんのことも、
たくさん騙して、化かしちゃうかもしれませんよ!
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うーん、そうだな……まあ。
麗花に化かされるなら、別にいいかな。
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麗花には、傷つけてやろうとか、
悪い事してやろうとか、そういう考えはないだろうし。
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相手を楽しませるために、化かすんだよな?
だったら、別にいいかなって。
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おおっ、プロデューサーさん、さすが!
ぴんぽーん、北上麗花クイズ、大正解~♪
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それじゃ、楽しく化かしてあげますから……。
映像、ちゃんと見ててください、ね? ふふっ♪