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お疲れジュリア! 最高のステージだった!
やっぱりすごいな、ジュリアの歌は……。
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へへ、サンキュ、プロデューサー。今回の
ライブは自分でも驚くくらい、気分がのったんだ!
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今も、なんだか体がふわふわしちまってる。
もうしばらく、この感覚にひたっていたいな……。
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かまわないよ。
客席のファンの皆も、まだ帰りたくないみたいだし。
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……あのさ、もしもあたしが、本当に
魔法使いになりたいんだって言ったら、笑うか?
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ああ。不思議な力で、奇跡を起こすのが魔法使いだろ?
実際、歌だって、魔法みたいなもんだと思うんだ。
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聞いてる人の心を少しでも変えることができれば、
奇跡ってやつが、本当に起きたってことじゃないかな?
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そうかもな……。でもそれなら、歌で人を感動させ
られるジュリアは、既に魔法使いなんじゃないか?
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いや、あたしなんてまだまだこれからさ。よくて魔法
使いの弟子……。それは自分が一番よくわかってる。
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だけど……あたしは本物の魔法使いを知ってるよ。
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へえ、ジュリアが認めてる人っていうと……。
海外のバンドとか、ミュージシャンか?
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知りたいか? ふふっ、
それはあんただよ、プロデューサー。
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あんたは歌いもしないくせに、あたしの心を、
いつだって良い方に変える。
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あたしをここに導いてくれたあんたこそ、
本物の魔法使いだよ!
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ってことで……これからもよろしく頼むぜ、
あたしの魔法使いさん。