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(ジュリアが出演するPV撮影が終わった。
いい出来だ! 海外まで来た甲斐があったな)
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プロデューサー、お疲れ。
ふーっ……どうにか終わったな。
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ああ、いいものになったと思うよ。
頑張ってくれたし、疲れただろ? 早く休もう。
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疲れたって言うか……。
ホッとして、力が抜けたってのが正しいかな。
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時間通りに着けるかどうかって、
メチャクチャ焦ったからさ……ふぅ。
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そうだよな……こっちも焦ったよ。
ヒッチハイクで向かってるって聞いた時は……。
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へへっ、なかなか楽しい旅だったぜ♪
レイと一緒だったしな。
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車が全然停まってくれなくて、
アイドルとして自信を失いかけたけどな……。
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そうか……まあ、とにかく何事もなくてよかった
よ。むしろ、面白い経験もできたみたいだし。
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ああ、正直面白かった! トラックの荷台に
乗せてもらって、レイと歌いまくったりさ♪
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……なんか、最近はステージで歌うことが
多くなって、それが普通になってたけど……。
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誰も聴いてなくたって、歌は歌えるんだよな。
いや、そりゃ当たり前か……えっと。
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なんとなくだけど、わかるよ。ただ歌いたいから
歌う。他の理由はなくて……そんな感じだろ?
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そうそう! 気持ちのままに、声を出すんだ!
もちろん、ステージで歌うのも楽しいけどさ。
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それで納得いったよ。そういう気づきがあったから、
今日のPVがうまくいったんだな。
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へへっ。PVだけじゃ終わらないぜ? ステージでも
生歌でも、進化したあたしを見せてやる!
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凄い自信じゃないか。そこまで言われると、
早く聞きたくなってくるな!
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おっ……それ、いいね!
ちょうどギターもあることだし。
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せっかくだから、一曲歌わせてくれよ。
リクエストどうぞ? プロデューサー。
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(トラブルも、成長の糧にしていく。ジュリアの
パワフルな歌の秘訣は、こういうところなのかもな)