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(ジュリアの新たなPVの撮影が終わった。今回は
『過去の自分へ向けて』という演出内容だったが……)
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プロデューサー。今日の撮影のことだけど、
どうせ言おうとするから、先に伝えておく。
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感想は要らない! 深い事情は聞くな。
……以上! 話はそれだけだ!
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あはははっ、絶対にそういう顔すると思った。
……あー、最低限は説明しないとだよな。
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あのPVに、今のあたしの全てを込めてきた。
もちろん、自分でも納得のいく出来になってる。
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ああ。撮影をみてた俺も全力だってわかったよ。
でも、それとは別になんというか……。
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やっぱり、わかったか。
まあ、ちょっと挑戦状を叩きつけてみたんだよ。
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ギターはあたしの魂だし、ロックだってそうだ。
昔から変わらないことではあるけど……。
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今はそこに、アイドルがある。最初は戸惑うことも
多かったけど、最近はこういう自分もいいと思ってる。
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だからロックしか知らない頃のあたしに向けて……
どうだ?ってな。
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だから、挑戦状か。
ジュリアらしくていいと思うよ。
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そうだろ?
……って、しまった。結局全部説明しちまったな。
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なあ? 今のジュリアは、
過去の自分が憧れる存在になれてると思うか?
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うーん……まだまだだろうな。
その程度で満足すんな!って、怒られる気がする。
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けど……ま、納得ぐらいはしてくれるさ。今も昔も、
目指す先はテッペンだって、変わらないからな。
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そうか。じゃあ、改めて気合いを入れないと。
テッペンまでの道のりは遠いからな!
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わかってるって。そっちこそ、あたしが
もっと腕を振るえるように頑張ってくれよな?
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(夢に向かって進み続けるジュリアの姿は、
新たに夢を見ようとする人にも、勇気を与えるはずだ)