MLTD Archive(β)

FAIRY STARS 白石紬

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(次のアポイントまで、少し時間が空いてしまった。 近場で時間を潰すか……ん?)
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指先まで、腕の伸びを意識して……ここで、ターン。 うんっ、今のはうまくできた……♪
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あれは……紬じゃないか。 おーい、紬!
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っ! プロデューサー? ど、どうして、こちらに?
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営業の途中で、ちょっとひと休みにな。 紬はダンスの自主練か?
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ええ、まあ。そちらは随分と気の抜けたご様子ですね。 プロデュースを任せていていいのか、心配になります。
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はは、ちゃんとやってるから安心してくれ。 それにしても、紬のダンスはかなり上達したな!
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……。
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つまり、歌は一向に上達しないと?
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ち、違う違う。 今のダンスを見て、純粋に感心しただけだよ。
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そうですか。それならいいのですが。 あなたの言動は、どうも紛らわしくて困ります。
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そう、か……?
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自覚がないとは呆れます。もっと気を付けてください。 あなたは私のプロデューサーなのですから。
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ふむ……確かに、意志の疎通は大事だよな。
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俺はプロデューサーで、紬は俺のアイドルだ。 心をひとつに頑張っていこう!
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っ! 言ったそばから……あなたはやはり、 バカなのですか? ……もう、知りません!
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(顔を赤らめて立ち去ってしまった……。紬との 言葉のキャッチボールは、一向に上達しないな……)
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