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(今日は新曲のPV撮影だ。
順調に進んでいて、歌織さんも楽しそうだな!)
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お疲れ様です、プロデューサーさん!
今のシーン、どうでしたか?
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バッチリです、歌織さん!
弾けるような笑顔が最高でした!
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ま、まあ! ……ふふっ、ありがとうございます。
そう言っていただけて安心しました。
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台本をみてから、路上ミュージシャンの方との
セッションを楽しみにしてたんです。
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とても貴重な経験ができました。ふふっ♪
撮影とはいえ、飛び込み参加は勇気が要りましたけど。
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それだけ価値のある映像になったと思いますよ。
臨場感とか、リアリティがあって。
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ええ。でも、いけませんね……。
お仕事なのに、楽しさを引きずってしまって。
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撮影中も、ずっとテンションが高くて。
……あ、もしかして、子供っぽいって思っていますか?
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え? いや、全然ですよ! 音楽の楽しさを届ける、
というテーマにも、合ってると思いますし。
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そうですか? それならよかったですけど……ふふっ。
あの、プロデューサーさん。
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私、この撮影をしていて、実感したんです。
音楽の素晴らしさを……。今までよりもっと強く。
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だって、一緒に音を奏でれば心が通じ合うんです。
表情や仕草でわかるんです。不思議ですよね。
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はい。音楽に国境はないと言いますが、
音や心で会話をしてるのかもしれないですね。
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音や心で会話を……だとすれば私は、もっと
たくさんの人と、会話してみたいのかもしれません。
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私の歌を、音楽を……世界中の人たちに届けたいって。
大げさだって、笑われてしまうかもしれませんけど。
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笑いませんよ。それが歌織さんの願いなら、
全力でサポートします!
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早速明日から、世界進出を見据えて、
スケジューリングをしてみましょう!
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あ、明日からですか!? それはさすがに、
気が早いような……劇場のお仕事もありますし。
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もちろん、今ある仕事の支障がない範囲で。
いつかのために、ですよ。
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そうですね、いつかは……。
それくらい大きな夢を見ないと、ですよね!
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あ、でも……いつになっても、
どこまで行っても……。
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プロデューサーさんは、ずっと……。
歌織の傍に、いてくださいね? ふふっ。