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(南の島での写真集の撮影が終わり、スタッフさん達
への挨拶を終えた歌織さんと伊織が戻ってきた)
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お疲れさま。大変だったと思うけど、
おかげで本当にいい作品に仕上がったと思うぞ!
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ありがとうございます♪ 人魚がイメージだと
聞いて、最初は少し不安でしたけど……。
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伊織ちゃんが一緒だったから、
最後まで楽しくお仕事することができました。
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不安って……歌織ったらそんなことを考えてたの?
そんなプロポーションを持ってるくせに心配性ね!
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ま、伊織ちゃんのおかげってところだけは、
素直に受け取っておいてあげるけど♪
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はは、ふたりとも随分仲良くなったみたいですね。
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そうですね。たくさん話す機会もありましたし、
昨日は一緒にお風呂も入りましたから。
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お風呂って言ってもドラム缶風呂じゃない。
まぁ、思ってたよりは気持ちよかったけど。
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へぇ、伊織が褒めるなんて。ドラム缶風呂か……。
劇場の近くにそういう設備を……。
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ふふん。もしあったとしても、
あの気持ちよさは再現できないと思うわよ。
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そうね、あの時の感覚はきっと……
この場所だからこそ、味わえたのよね。
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なるほど。なら劇場への設置はムリそうですね。
しかし二人がそう言うなんて、ますます気になる……。
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あら、それなら帰るのを明日にする?
私ももう一度ぐらい入ってもいいし♪
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本当なら伊織の言う通りにしたいとこだが……。
劇場での仕事が……。
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ふふ、でしたらプロデューサーさん。
こうしたらいかがですか?
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劇場に戻ったら、公演やお仕事を頑張るんです。
だからって、倒れるまで無理をしたらダメですよ?
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ええ。でも次にここへ来る時はお仕事ではなくて……
みんなで、羽を伸ばしに来るんです。
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次の目標ってわけですね。
ははっ、仕事のやり甲斐ができちゃいましたね。
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わかりました。ドラム缶風呂は、次回の楽しみに
しておきます。……ふたりとも、劇場に帰ろう!