1
(新たなユニット結成を伝えるため、さっそくメンバー
5人に集まるよう声をかけた。そろそろ時間だ……)
2
あ、プロデューサーさん。
おはようございます!
4
はい! なんだか早く目が覚めちゃって……。
あの。今日って、新しいお仕事のお話なんですよね?
5
ああ、そうだよ。
他のみんなも、そろそろ来るはずだけど……。
6
へえ。お兄ちゃん、桃子より先に来てるなんて、
えらいじゃない。これなら少しは褒めてあげても……。
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桃子ちゃん! 今回は、桃子ちゃんとも
一緒のお仕事なのかな? よろしくね!
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敬語じゃなくていいよっ、
同じ劇場の仲間だもん。ね?
12
あ、でもほら、桃子ちゃんの方が芸能界では先輩だよ!
ですよね、プロデューサーさん?
13
そうだな。春香本人もいいって言ってるんだし、
桃子、敬語じゃなくていいんじゃないか?
14
もう、お兄ちゃんは甘いんだから!
そんなんじゃ、厳しい芸能界じゃ……。
15
おはよー!
あっ、春香に桃子! もう来てたんだね?
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プロデューサーさん、おはようございますー!
って、桃子に説教されてるん? 何したん?
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いや、何もしてないぞ。さて、あとは
亜利沙も呼んでるんだけど……。
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おっと、ぎりぎり待ち合わせ時間には
間に合ったかな。おはよう、亜利沙。
20
よ、よかったです~。パンをくわえて
走るのって、意外と難しいものなんですね……。
23
あ、これで全員そろったんじゃないですか?
プロデューサーさん。
25
今日、みんなに集まってもらったのは、
この5人でユニットを組んでもらうからなんだ。
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ユニットって、この前のクレシェンドブルーとか、
乙女ストームみたいなん!?
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だよねだよね!
どうしよう……アタシ、武者震いしてきた……!
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ユニット……つ、つまりそれは、
ありさが春香さんと、同じユニットに……?
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も、桃子ちゃん! ありさの
ほっぺ、ギュッとつねってください!
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だって、ありさとあの春香さんが同じユニットだなんて
夢だとしか思えませんよぉ!?
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そ、そんなにヘンかな? 私は亜利沙ちゃんたちと
ユニットが組めるの、とってもうれしいんだけど……。
34
ひええ! ヘ、ヘンとかじゃなくてですね……!
ど、どうしましょう、桃子ちゃん~っ!?
35
亜利沙さん、ひとりで勝手に盛り上がらないで。
お仕事なんだから、ちゃんとして。
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まあ、ソワソワしちゃう気持ちもわかるけどね。春香の
隣で歌うことになるなんて、思ってもみなかったし!
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せやな~。私も、なんや今から緊張してきたわ。
気合い入れていかんとな!
39
あ、プロデューサーさん。
このユニットのリーダーはやっぱり……?
40
ああ。この5人のユニット、『リコッタ』のリーダーは
春香だ。みんなのまとめ役、よろしく頼んだぞ。
41
へぇ、リコッタっていうんですね! カワイイな~♪
……えっ? 私がリーダーですか!?
43
うんうん。奈緒がリーダーだ!ってボケられたら
どないしよかと思てたけど、ひと安心やな♪
44
じゃあ、春香さん。よろしくお願いしま……。
あの、よろしくね。
45
よろしくお願いします!
よろしくお願いしますぅ!
47
えっと……。私、みんなをぐいぐい引っぱって!
みたいなのは、あんまり得意じゃないから……。
48
お互いに助け合って、笑いあって進めるような……
そんな『リコッタ』に、みんなでなろうね!
50
(春香を中心に、明るい笑顔が広がっていく。
フレッシュでやさしい、いいユニットになりそうだ!)