MLTD Archive(β)

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(リコッタのステージは、無事に終わった。 お客さん達も、きっと楽しんでくれていたと思う)
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(今日は、ライブの打ち上げ…… メンバーのリクエストで、遊園地に来ている)
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遊園地の目玉といえばジェットコースターでしょ! 一番激しいやつ、3回は乗りたいよね!
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私はオバケ屋敷行ってみたいわ~。 ここのんメッチャ怖いんやって!
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私は、何がいいかな~…? あっ、そうそう! お弁当作ってきたから、あとでみんなで食べようね♪
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は、は、春香さんの手作り弁当~~~っ!!? そそそそそそそんな、お宝じゃないですか……!?
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食べるなんてそんな、もったいない! ありさ、保存して帰りますーっ!!!
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あはは……。傷んじゃうから、食べてね?
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桃子は、どの乗り物に乗りたいんだ? さっきからずっと見てる観覧車か?
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え? べ、別に桃子、観覧車に乗りたいなんて言って……。
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よーしっ! 決まりや決まり! 最初のアトラクションは、観覧車にけってーい!
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そっか、桃子が行きたいならそうしよっか! なんたって、指導係として一番頑張ってたんだしね♪
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も、もう! 奈緒さん、のり子さん!? 桃子、行きたいなんて言ってないのに……。
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あっ……この観覧車、定員2名だって。 みんな、どうしよう?
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んじゃ、組分け決めよ! プロデューサー入れて、ちょうど6人だしね♪
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んじゃ、私はのり子でええわ。
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こら、「のり子でいい」って何? 失礼な!
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桃子は春香さんと行くから、亜利沙さん、 お兄ちゃんと乗ってきたら?
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ふえっ!? ……あ、ありさが、プロデューサーさんと!?
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それじゃ、お兄ちゃん? 亜利沙さんのこと、よろしくね!
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え? おい、桃子……まぁいいか。 よし、亜利沙、行こうか。
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は、はい……!
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お、おお~……。観覧車、 動き出しましたね、プロデューサーさん!
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そうだな。ところで亜利沙、 春香か桃子と観覧車に乗りたかったんじゃないか?
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えっ!? いえ、そんなコトはありますけど、 おふたりのどちらかを選ぶなんて、不可能ですし!
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そ、そうか。 選択すること自体が無理なんだな……。
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それに、プロデューサーさんと 観覧車に乗れるのも、とっても嬉しいっていうか……!
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な、なんだか、改めて言うと照れちゃいますね? エヘヘ……♪
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まぁ、亜利沙がガッカリしてないならよかったよ。
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ガッカリなんて、するはずがありませんっ! ありさのプロデューサーさんですからね!
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プロデューサーさん。 今回は本当に、ありがとうございました。
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ありさがリコッタのみんなと仲良くできたのは、 プロデューサーさんのおかげです♪
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それは……どうだろうな。誰かと仲良くなれるか どうかは、当人同士次第だと思うけど。
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みんなが亜利沙を見て、仲良くしたいと思った。 それだけだよ。
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エヘへ……。でも、キッカケをくれたのは……。
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あの、ありさ、リコッタでお友達ができちゃいました。 あっ、お友達だけじゃなくて、仲間ですね!
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アイドルちゃんのお友達で仲間なんて、 最高です~っ!
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こ、こら、急に立ちあがったら危ないぞ!? ……亜利沙ー!
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あ~~っ、楽しかったっ! ジェットコースター3周、 付き合ってくれてありがとね、みんな♪
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いや、3周はさすがに目回ったわ~…… プロデューサーさん、お昼にしません?
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そ、そうだな……うっぷ。
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ようやく私のお弁当の出番かな? ロッカーに預けてあるから、取ってきますね♪
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ありさは、場所取り行ってきます! 一番いい場所を確保してきますからね~っ!
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んじゃアタシは飲み物を買ってこようかな? 奈緒、行くよ!
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任せて~。みんなの好みもわかってるし、 ええ感じの飲み物買うてくるわ。
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飲み物は重いだろう? 俺が行くよ。
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いいから、プロデューサーはここにいて。 ねっ? それじゃ、いってきまーす♪
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桃子は……えっと、なにしたらいい?
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桃子は、プロデューサーとここで待ってて。 みんなが戻ってきた時、誰もいなかったら困るでしょ。
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わかった。 じゃあみんな、行ってらっしゃい!
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気をつけてな!
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桃子。さっきは観覧車、楽しかったか?
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楽しかったよ! 春香さんに、 アイドルの仕事の話をたくさん聞いたよ。
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だから桃子も、いろいろ話したんだ。 役作りのこととか、リコッタのみんなのこととか……。
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ねえ、お兄ちゃん。観覧車に乗る時、どうして桃子が、 亜利沙さんと乗ってって言ったか、わかる?
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うーん……どうしてなんだ?
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……桃子ね。あの時、本当は桃子が、 亜利沙さんと一緒に乗りたいって言うつもりだったの。
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なんだ、そうだったのか?
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うん。桃子、リコッタのレッスンで亜利沙さんに、 迷惑かけたから……2人きりで話したかったんだ。
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でも、いざ言おうと思ったら、うまく言えなくて。 ……ごめんね、お兄ちゃん。
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そうだったのか……。
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なぁ、桃子。そのこと、今からでも 亜利沙に話したら、すごく喜ぶと思うぞ。
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えっ……そ、そうかな? でも亜利沙さんは、 桃子と2人になんてなりたくないかも……。
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うーん。俺が観覧車で聞いた限りでは、 全力で2人になりたそうだったけどな?
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…………。
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お昼を食べたら、また観覧車に乗ろうか。 次はまた、違う組み合わせで乗ればいい。
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お兄ちゃん……。 うん。みんなにお願いしてみるね。
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……あ。 みんな戻ってきたね。
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桃子ちゃん、プロデューサーさん、ただいま! お弁当持ってきたよ♪
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たっだいま~! お茶とオレンジジュース、買ってきたよ!
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ついでに、たこ焼きと唐揚げとポテトも買うてきたで! みんなでつまもう♪
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桃子ちゃんセンパイ、ありさ、やりましたっ! とびきりの場所を確保してきましたよ~!
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みんな……おかえりなさい! それじゃあ、お昼にしよう!
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お昼を食べ終わったら、また桃子に付き合って もらうんだからね! 亜利沙さん、いい?
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もちろんですよーっ! ありさ、どこまでもお付き合いしちゃいますからね!
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(リコッタはこれからも、強く進んでいくだろう。 温かく、厳しく、仲良く……家族みたいに)
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