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(撮影は順調に進んでいる! 次は夕方のシーンの撮影
なので、少し長めの休憩時間になった)
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あはははっ、砂に足が埋まるの、
くすぐったいけど、気持ちいい~……♪
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はっ!? インスピレーションがカミングしました!
ミライ、砂のオブジェクトを作りましょう!
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わぁ、面白そう! やるやる!
なに作ろっか? やっぱり砂のお城?
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超ビーチバレーをテーマにした、スカルプチャーを
考えています。さっそくブレストしますよ!
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(ロコも未来も、元気だな。
遊び疲れてしまわないといいが……まあ、大丈夫か)
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プロデューサー!
こんなところで、なにしてるの?
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ん? 海美か……。
砂浜を見てたんだよ。誰か溺れたりしたら大変だから。
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そうなんだ……ねえねえっ!
プロデューサーも一緒に遊ぼうよ♪
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大丈夫、私、自分の持ってきたんだ!
貸してあげるよっ☆ あ、やっぱりイヤかな?!
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そ、そうだな、やめておくよ。
イヤとかじゃなくて、みんなビックリするだろうし。
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そっか、残念。でもプロデューサー、
ホントに見てるだけで大丈夫?
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ああ、意外と楽しいよ。
みんな楽しそうだし、レジャー気分も味わえるし。
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そうなの? じゃあ私も見てみよ!
プロデューサーの隣、おジャマするねっ♪
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ディスアグリーメントです!
中央にはキング、そこは譲れません!
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え~っ、だってだって、主役は海美さんなんだから、
やっぱり真ん中は海美さんじゃない?
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主役とかじゃないの! 一番ビューティフルで
パワフルなキングが、ぴったりなんですよ!
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あはははっ! みらいっちとロコロコ、
なんか言い合ってるね~! すっごく楽しそう!
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そうだな……。
撮影も楽しんでくれてるみたいだし、なによりだよ。
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えっ……私? もちろん、楽しんでるよっ。
撮影の間、ずっと落ち着かないくらい!
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だって、映画にも出られるでしょ? それに、
劇場のステージにも出られるし……とっても幸せ!
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あ……もしかしてプロデューサー、
心配してくれた? 私っぽくない役だから?
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まあ……そうだな、少しだけ。
演技は完ぺきだけど、楽しめてるのかなって……。
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えへへっ、心配してくれてありがと☆
でも大丈夫! すっごく楽しいから!
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この映画を見たら、きっとみんな元気になってくれる
でしょ? そう考えると、私、ワクワクするの♪
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それにね……映画の中の私って、
結構、本当の私と近いところもあったりするし。
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うん、それ以外にも。私って小さい頃、お姉ちゃんと
一緒のステージに立ちたいって、ずっと思ってたの。
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映画の中の私もね、クライマックスでさよちんと同じ
コートに立てて、うれしくなるの。そういうのとかっ!
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なるほど……思いがけず、ピッタリの役だったんだな。
それなら安心したよ。
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うんうんっ!
こんなに大切な役をくれて、本当にありがとう!
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私、最後までちゃんと上手に出来るように頑張るから!
見ててねっ、プロデューサー!
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うん……って、なんか昔話しちゃった!
こういうの、役にひっぱられるっていうのかな?
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はは、海美は、昔の話をすると照れるのか。
なんて言うか……人それぞれだな。
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あ、海美ちゃん、プロデューサーさんも。
ここにいたんですね。
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スタッフさんが撮影の準備を始めているので、
そろそろかと思って、呼びに来たんです。
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ああ、ありがとう。
そうだな、そろそろ戻っておくか。
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あっ、じゃあ私、みらいっちたちを呼んでくるねっ!
お~い、みらいっち、ロコロコー!
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ふふっ……海美ちゃん、元気いっぱいですね♪
本当に、映画の中とは別人みたい……。
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はは、風花もキング役、頑張れてるじゃないか。
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はい。でも、それも海美ちゃんと、
プロデューサーさんのおかげです。
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私、頑張りますね。
海美ちゃんにも……誰にも、負けないくらい!
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(それぞれの悩みと向き合いながら、
銀幕の中のアイドルたちは、輝きを増していく)
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(これから撮影するクライマックスはきっと、
すごいものになるだろう……そんな予感がするぞ!)