1
青羽さん、お疲れさまです。
どうかしましたか?
2
あっ、プロデューサーさんっ!
よかった、また社長さんがお呼びなんです。
3
そうですか。仕事の話かな……。
わかりました、ちょっと行ってきますね。
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はい、今日もお仕事、頑張ってくださいねっ!
ペンも忘れないでくださいね~♪
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社長、失礼します……あれ?
何か甘い匂いがするような……?
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やあ君、いいところに来たね! ちょうど今、
音無君がホットケーキを焼いてくれたところだ!
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満月のようにまんまるで、実に美味しそうだろう?
たくさんあるから、食べながら話そうじゃないか。
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いいんですか? じゃあ、遠慮なく。
音無さん、ありがとうございます……音無さん?
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むむむむ……。2分の1……3分の2……
いや、やっぱり4分の3……。
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ど、どうしたんですか音無さん。
ホットケーキとにらめっこなんかして。
14
もりもり食べて、じゃんじゃん働いてくれた方が、
私としてはうれしいのだが……。
15
社長~っ! 無責任なこと言わないでくださいっ。
そういう甘い考えが、乙女のピンチをまねくんですっ!
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ああっ、やっぱりだめ! ここは我慢よ!
プロデューサーさん、これ……半分どうぞっ!
17
えっ、半分もいいんですか?
ありがとうございます。いただきます!
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いえいえ、どうぞどうぞ♪
やったわ小鳥……またひとつ煩悩に打ち勝ったわ……!
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うむ、音無君が乙女のピンチを脱したところで……
そろそろ本題に入るとしようか。
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今日来てもらったのは、他でもない。
ほら、君が以前出してくれた企画書……。
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そう、天体をモチーフにした公演のことだ。
あの企画を、さらに進めてもらいたいと思っている!
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第一弾の『Sunshine Rhythm!』も、
とっても盛り上がってましたよね♪
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そして第二弾は、月をテーマにした
『BlueMoon Harmony!』、だったかな?
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『Sunshine Rhythm!』に続く、
大きな盛り上がり、期待してもいいかね?
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はい、期待してください!
最高のステージを、みんなと作ってみせます!
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うむ! 青い月の名にふさわしい、凛とした
アイドル諸君の姿を、私に見せてくれたまえ!
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ふふっ、月のように凛として、まんまるで……。
まんまるな……ホットケーキ……。
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はっ、ダメ! ダメよ小鳥!
煩悩に惑わされてはダメ~!
30
(『月』という単語にも、色々なイメージがある。
前回に負けない、いい公演にしよう!)