1
(さて、みんなはもう集まってるかな。
いい曲をもらったし、早く聴かせたいな!)
4
お疲れさまです。
……プロデューサー、話って何ですか?
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みんな、お疲れさま!
今日集まってもらったのは、他でもない……。
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次の天体公演は、この3人に出てもらおうと思ってる。
どうだ、やってくれるか?
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いえっ、そんなことないです!
ちょっと、ビックリしちゃっただけで……。
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も、もちろんやります! やらせてください!
……みんなも、それでいい?
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ああ! そっか、ついにオレ達の番か~。
天体公演って、なんかカッコいいよな♪
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昴さんも、そう思いますか? 天体公演には、
私も特別な物語を感じているんです!
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ありがとう、3人とも! じゃあ早速だけど、
みんなには、この曲を聴いてみてほしい。
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なんだか、とってもかわいくて、切なくて……
この曲のテーマって、恋……? そうですよねっ!?
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おお、流石は百合子だな。
この曲のテーマは、『恋』だ。
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え? だって……
なあ、みんなは、恋ってしたことある?
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ええっ!? こ、恋って、恋ですよね?
そ、それは……ない、です、ね……。
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私もないけど……真剣にアイドルをしていたら、
恋なんてしてるヒマもないし。
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うーん、オレもないんだよなぁ。
普通、みんなするもんなのかな?
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まあ、人にもよるだろうけど……。
無理にするものでもないからな。
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でも、たしかに……恋のことを何も知らないのに、
この曲を歌い上げることが、できるんでしょうか。
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私も、そんな表面だけで歌うのはイヤです。
第一、曲にも、お客さんにも失礼だと思います。
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でも百合子は、本とかで
いろいろ知ってるんじゃないのか?
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い、いえ、昴さん! 私のは、本だけの知識ですから。
本物の恋を知っているかというと……。
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うーん……。ダメだ、やっぱよくわかんない!
なあ静香、百合子。オレ達、どうすればいいかな?
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そうですね。この場合は、やっぱり……
こ、恋の、研究をするべきじゃ……ないかと……。
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わ、わからないから、研究するの!
だって、それしかないじゃない!
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なるほど。歌や演技について研究するみたいに、
恋の歌を歌うために、恋の研究をすると……。
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恋の研究……わかりました!
さっそく、資料になりそうな本を探さないと……!
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あ……そうだ。3人のユニット名なんだけど、
恋する乙女にちなんで、おとめ座という意味の……。
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ウィルゴ、というのはどうだろう?
ピッタリだと思うんだけど。
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ウィルゴ!? うわー! なんか助っ人選手みたいで
カッコイイじゃん! オレ、気にいったよ!
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昴……? 今プロデューサーが、
ウィルゴはおとめ座って意味だって……。
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おとめ座……おとめ……。
ちょっと照れちゃいますけど、いいと思います!
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そうですね。……おとめ座の名前に、
負けないステージにしなきゃ! そのためにも……。
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恋の研究、だよな♪ みんな、がんばろうな!
よーし、しまっていこー!
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(『恋』か……ちょっと難しいテーマだけど、
みんなやる気になってくれてるみたいだな)
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(恋の研究で、3人が歌に、自然と気持ちを
こめられるようになってくれるといいな)