MLTD Archive(β)

恋を知らない乙女たち

音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。

1
(さて、みんなはもう集まってるかな。 いい曲をもらったし、早く聴かせたいな!)
2
おっ、プロデューサーだ! お疲れー。
3
プロデューサーさん、お疲れさまです!
4
お疲れさまです。 ……プロデューサー、話って何ですか?
5
みんな、お疲れさま! 今日集まってもらったのは、他でもない……。
6
次の天体公演は、この3人に出てもらおうと思ってる。 どうだ、やってくれるか?
7
えっ……!
8
あれ? あんまり嬉しくないか……?
9
いえっ、そんなことないです! ちょっと、ビックリしちゃっただけで……。
10
も、もちろんやります! やらせてください! ……みんなも、それでいい?
11
ああ! そっか、ついにオレ達の番か~。 天体公演って、なんかカッコいいよな♪
12
昴さんも、そう思いますか? 天体公演には、 私も特別な物語を感じているんです!
13
ありがとう、3人とも! じゃあ早速だけど、 みんなには、この曲を聴いてみてほしい。
14
♪~
15
なんだか、とってもかわいくて、切なくて…… この曲のテーマって、恋……? そうですよねっ!?
16
おお、流石は百合子だな。 この曲のテーマは、『恋』だ。
17
ええっ!? 恋かぁ~。 う~ん……。
18
昴、どうかしたの?
19
え? だって…… なあ、みんなは、恋ってしたことある?
20
ええっ!? こ、恋って、恋ですよね? そ、それは……ない、です、ね……。
21
私もないけど……真剣にアイドルをしていたら、 恋なんてしてるヒマもないし。
22
うーん、オレもないんだよなぁ。 普通、みんなするもんなのかな?
23
まあ、人にもよるだろうけど……。 無理にするものでもないからな。
24
でも、たしかに……恋のことを何も知らないのに、 この曲を歌い上げることが、できるんでしょうか。
25
私も、そんな表面だけで歌うのはイヤです。 第一、曲にも、お客さんにも失礼だと思います。
26
ふむ……。
27
でも百合子は、本とかで いろいろ知ってるんじゃないのか?
28
い、いえ、昴さん! 私のは、本だけの知識ですから。 本物の恋を知っているかというと……。
29
うーん……。ダメだ、やっぱよくわかんない! なあ静香、百合子。オレ達、どうすればいいかな?
30
そうですね。この場合は、やっぱり…… こ、恋の、研究をするべきじゃ……ないかと……。
31
恋の……研究?
32
って、何すんの?
33
わ、わからないから、研究するの! だって、それしかないじゃない!
34
なるほど。歌や演技について研究するみたいに、 恋の歌を歌うために、恋の研究をすると……。
35
そ、そういうことです! プロデューサー!
36
恋の研究……わかりました! さっそく、資料になりそうな本を探さないと……!
37
あ……そうだ。3人のユニット名なんだけど、 恋する乙女にちなんで、おとめ座という意味の……。
38
ウィルゴ、というのはどうだろう? ピッタリだと思うんだけど。
39
ウィルゴ!? うわー! なんか助っ人選手みたいで カッコイイじゃん! オレ、気にいったよ!
40
昴……? 今プロデューサーが、 ウィルゴはおとめ座って意味だって……。
41
おとめ座……おとめ……。 ちょっと照れちゃいますけど、いいと思います!
42
そうですね。……おとめ座の名前に、 負けないステージにしなきゃ! そのためにも……。
43
恋の研究、だよな♪ みんな、がんばろうな! よーし、しまっていこー!
44
お、おー……!?
45
え? おー……!?
46
(『恋』か……ちょっと難しいテーマだけど、 みんなやる気になってくれてるみたいだな)
47
(恋の研究で、3人が歌に、自然と気持ちを こめられるようになってくれるといいな)
ホイールで拡大 / ドラッグで移動 / ダブルクリックで等倍ピンチで拡大 / ドラッグで移動