あっでもでも、プロデューサーさんは 魔法使いっていうより……。
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あっでもでも、プロデューサーさんは
魔法使いっていうより……。
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お疲れ様です、青羽さん。
俺がどうかしましたか?
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えっ? ……きゃっ、プロデューサーさん!?
すみません、私ったら気づかなくて……!
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あの、プロデューサーさんのお仕事って
魔法使いみたいだな~と思ったら、つい……。
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魔法使い……確かにプロデューサーの仕事は、
アイドルの夢をファンの人達に届ける事ですけど。
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でも俺より青羽さんが作ってくれる衣装の方が、
ずっと魔法みたいだと思いますよ!
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そ、そうですか? 嬉しいな~、えへへへへ……
って、そうだ!
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社長さんが、大事なお話があるって呼んでましたよ!
なんだか、とっても嬉しそうでした。
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大事な話……もしかして。
ありがとうございます、事務所に行ってみます!
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はい、行ってらっしゃ~い♪ ……あっ、いけない!
絵本のこと、伝えるの忘れちゃった!
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鏡よ、鏡よ、鏡さん……かわいいかわいい
765プロの事務員は、美咲ちゃんと、だぁれ?
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『もちろん、アナタです。音無小鳥さん』……まぁ!
なんて正直な鏡さんなのかしら、ウフフッ♪
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お疲れさまです、音無さん。
……手鏡を見つめて、どうかしたんですか?
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あ、プロデューサーさん!
ちょっとだけ、白雪姫の真似事を……なんて♪
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白雪姫?
あっ! もしかして、やっぱり……!
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おお、君! 来てくれたか!
音無君は……まだ鏡を見ている最中だったか。
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君を待っている間におとぎ話について話していたら、
なんだかスイッチが入ってしまったようでね。
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次は……そうだっ、あれを聞いてみようかしら!
鏡よ、鏡よ、鏡さ~ん……。
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音無君はまだ取り込み中のようだが、
本題に入ろう。
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実は、アイドル諸君に受けてもらった、
例の新作映画のオーディション結果が届いたのだよ!
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新作映画……というと、
『おとぎの国の物語』のことでしょうか?
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箱崎星梨花君、周防桃子君、徳川まつり君、
我那覇響君、永吉昴君が、役を射止めた!
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今回の作品はおとぎ話の優しい雰囲気に、コメディ
要素が加わった、とても明るい作品のようだね!
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はい。演じるキャラクターも魅力的で、
アイドル達にぴったりだと思います!
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みんなでおとぎ話の映画……
なんだかとっても、楽しい作品になりそうですね!
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えっ?
鏡……社長、それって何のことですか?
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えっ……あれ? さっきまで、
鏡と話をしていたんじゃ……。
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まぁ、プロデューサーさんったら! それじゃ
まるで、私が白雪姫みたいじゃありませんか♪
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うーむ……もしかしたら音無君も我々も、
ひと時の魔法にかかっていたのかもしれないね。
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撮影は、すぐにも始まるようだ。どうか君の力で、
映画を成功に導いてくれたまえ。よろしく頼むよ!
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はい、任せてください! アイドルみんなと一緒に、
必ずこの映画を成功させてみせます!
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(『おとぎの国の物語』、早速みんなにも
知らせないとな……さぁ、忙しくなりそうだ!)