1
(プラネタリウムのイベントは、大盛況で終わった。
今日はプラネタリウム併設のカフェで、打ち上げだ!)
2
き、き、き……きたーっ!
女子力てんこ盛りメニュー!
3
星型のトッピングシュガーを振りかけた
『夜空のチョコレートケーキ』だって☆ カワイイ!
4
お皿の上でお星さまがキラキラしていて、
とっても、ろまんてぃっく!なのです。
5
こっちは……クッキーの輪っかが乗った、
『土星のドームショートケーキ』!
7
そしてそしてっ! 宇宙雲を意識した、
青い『バタフライピーの宇宙雲クリームソーダ』!
8
なんだか、吸い込まれそうな青ですね~。
どんな味がするんでしょう~?
9
最後にこれっ、私が頼んだメニュー!
辛さ銀河系! 『ドッカンビッグバンカレー』!!
10
見てるだけなのに、辛さが目に染みてくる……。
銀河系の辛さは、伊達じゃないな……。
11
ん? ……あれ?
なんか私の頼んだメニューだけ、女子力低すぎ!?
12
それなら海美ちゃんも、きゅーと!で
らぶりー!なメニューを追加するのです!
13
そうですね~。
みんなで食べたら、あっという間ですよ~。
16
やったーっ! じゃあじゃあ、私、
パフェとか追加しちゃおうかな……?
17
心配しなくても大丈夫ですよ、海美。
残さず、皆でいただきましょう。
18
うん! それじゃ……すみません! 『星空パフェ』と
『ブラックホールパンケーキ』追加お願いしまーす!
19
(カフェの割引券をもらっておいて正解だったな!)
20
このカレー、すっごく辛いけど、おいしー!
でもやっぱり、辛いーっ!
21
宇宙雲クリームソーダも、とってもおいしいですよ~。
おじいちゃんとも、来ればよかったですな~。
22
そういえば、あの日はまつりの妹さんも
観に来てたとかって聞いたけど、本当なのか?
23
そうなのです。偶然近くを通りかかったから、
ちょっとのぞいただけ、と本人は言っていたのです。
24
なので、姫に声も掛けずに帰ってしまったのです。
つれないのですー。
25
まつりちゃんは、妹さんと仲がいいんですね~。
私はひとりっこなので、うらやましいですよ~。
26
海美の姉君は、海美によく似ていましたね。
真、美しい女性でした。
27
そうかな? えへへ♪
たしかに、お姉ちゃんは美人だと思うけど……。
28
海美、お姉さんからメールがきたんだって?
なんて書いてあったんだ?
29
うん! イベント楽しかったよって。
プラネタリウムもライブも、最高だったって!
30
それからね……えへへ。『海美ちゃんには、
素敵なお友達がたくさんいるね』って!
31
みんなのこと、いっぱいほめてもらって、
なんだか、すっ……ごくうれしかったんだー!
33
うん! だって、お姉ちゃんの代わりはいないけど……
劇場のみんなにも、代わりはいないからね♪
34
そうだな。お姉さんと同じように、
仲間も一人一人が、かけがえのない存在だ。
35
そうですね。……私も、今回は海美やまつり姫、
美也に、たくさん助けられたと思います。
36
助けるなんて、そんな~。
えへ、えへへへへ……。
37
私、貴音さんのこと大好きっ!
まつりんも美也も、プロデューサーも!
41
海美、注文した星空ぱふぇが来ましたよ。
残りのびっぐばんかれーは、どうしますか?
42
海美ちゃんがお腹いっぱいなら、
あとはみんなで食べてしまうのです!
43
わぁっ、待って待って!
おいしいから、もう少し食べるー!
44
(それぞれが胸に抱く寂しさを乗り越えて、貴音も
海美も、少しだけ前進できた。そんな気がするな……)
45
(アイドル達の、瞳の中のシリウス……寂しさは、
それをより一層輝かせる存在なのかもしれないな)