(劇場の公演が近づいている。そろそろ、新しい ユニットを考えないとな。コンセプトは……うーん)
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(劇場の公演が近づいている。そろそろ、新しい
ユニットを考えないとな。コンセプトは……うーん)
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あっ、プロデューサーさん!
ほっ……よかった~。
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お疲れさまです、青羽さん。
どうかしたんですか?
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はい! プロデューサーさんに用事があって、
今から探しに行こうかと思ってたんです。
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探しに行ってたら、すれ違っちゃうとこでした!
……あれ? 今日のネクタイ、素敵ですね♪
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本当ですか?
店員さんのオススメを買っただけなんですが……。
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センスのある店員さんですね! ……そうだ!
今度、私にもネクタイを選ばせてくれませんか?
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いいんですか? それは助かります!
ところで、用事っていうのは……?
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ああっ、そうでした! 社長さんからお電話があって、
事務所にきてくれないかって。
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なんでも、プロデューサーさんに、
とってもオシャレなお話があるとか……?
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オシャレな話? うーん、何のことだろう……
とりあえず、事務所に行ってみますね!
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はーい!
お気をつけて、いってらっしゃーい♪
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やあ、君! よく来てくれたね!
……むむ? そのネクタイ、なんだか珍しい柄だね?
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お疲れさまです、プロデューサーさん!
本当ですね? とってもオシャレ!
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社長、音無さん、お疲れさまです。
さっきも、青羽さんに褒めてもらったんです!
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うむ……実にファッショナブル!
君によく似合っているよ。
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ところで……そんなファッショナブルな君に、
ファッショナブルな仕事の依頼があった!
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いや、ファッショナブルだなんて照れる……え?
ファッショナブルな仕事の依頼、ですか?
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ああ。世界的に人気のあるファッション誌……
その姉妹雑誌から、モデルのオファーが届いたんだよ。
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確か『extra-mint-girl』ですよね?
美希ちゃんがモデルをした時に、読んだ事があります!
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それだよ、音無君。先方の新企画に、佐竹美奈子君と
横山奈緒君に、是非参加してほしいと言われてね。
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美奈子と奈緒が、有名ファッション誌のモデルに……!
これは、大きなチャンスですね!
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うむ! ふたりには、まずモデルとして誌面に登場し、
その後、雑誌社主催のイベントにも出てもらう。
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えっ、もうイベントまで決まっているんですか!?
すごいですね!
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ふふふ。
この企画は、それだけでは終わらないぞ?
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この雑誌は毎月、誌面で人気投票を行うらしい。
そこで、高い順位を取ることができれば……。
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企画終了から、約1年間! 雑誌の誌面で、
モデルとして活動してもらう事が確定するのだよ!
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1年も!? 今だけじゃなく、その先まで……。
社長、なんとしても成功させたいです!
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うむ! だが、毎月の人気投票は激戦だと聞いている。
並大抵の努力では、太刀打ちできないかもしれないぞ?
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うっ……確かに。十代の女の子は、流行に敏感です。
もう一捻り、何かアイディアがほしいですね……。
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アイディアですか……うーん。まさか、劇場で
大々的に雑誌を宣伝するわけにも行きませんし……。
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劇場で……そうか! 社長、美奈子と奈緒で、
新しいユニットを組むというのはどうですか?
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テーマは……トレンドを発信し続ける女子のカリスマ!
ファッションリーダーな存在というのはどうでしょう?
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ほほう! なかなかいいテーマじゃないか! よし、
ユニットのプロデュースと併せて、君に任せよう!
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あの雑誌は、とにかくオシャレが命ですから……
プロデューサーさん、頑張ってくださいね!
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(雑誌にイベント出演、成功すれば大きな仕事になる。
まずは……ふたりに、内容を伝えないとな!)