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プロデューサー。
パレード、開始30分前だそうですよ。
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ありがとう、律子。すまないな、結局、
当日も手伝ってもらうことになってしまって。
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いえいえ。……ところで、茜は大丈夫なんですか?
なんだかずっと、夢の話をしてるって聞きましたけど。
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だからー! あれは夢だけど、現実だったんだってば!
平行世界っていうか、世界線の改変っていうか……。
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ちゃんと、証拠の『茜ちゃんプリン』だって
持って帰ってきたのに~!
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ふーん。
……で、どこにあるの? その証拠とやらは。
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劇場の冷蔵庫に入れておいたらしいんだが、
いつの間にか誰かに食べられてしまったんだそうだ。
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でも、ちょっと夢のあるお話よね。性格の違う
もうひとりの自分なんて、ドキドキしない?
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ふふ、そうですね。麗花ちゃんは、どう思ってるの?
茜ちゃんのお話。
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うーん……私も、お散歩の途中でヒョイッと
変なところに入っちゃうことってあるし……。
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たまには、そういうこともあるんじゃないかな?
なんて♪
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お散歩で迷子になるのとは、ちょっと違うと
思うんだけど……でも麗花ちゃんらしいかも。
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そうですね。麗花さんって、私たちの知らないところで
とんでもないところに行ってそう、というか……
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さて、と……。そろそろみんな、持ち場についてくれ。
パレードの参加者たちも、うずうずしてるようだしな。
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は~い! 茜ちゃん、麗花ちゃん、
最高のハロウィンにしましょうね!
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まかせてよ、莉緒やん♪
茜ちゃんたちの本当の戦いは、これからだ~!
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これからだ~♪ ……あっ。
そうだ、プロデューサーさん。
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プロデューサーさんが茜ちゃんだったら、
どんな私にしてほしいって、お願いしましたか?
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身長3メートルの私とか、エラ呼吸できる私とか!
あっ、100メートルを3秒で走る私もいいですよね♪
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それは、違う動物じゃないのか……?
まあどうあれ、俺は今の麗花を選んだと思うよ。
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ああ。今のままの麗花がいいと思ったからこそ、
オーディションで合格にしたんだからな。
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なるほど!
じゃあ私は、実はもう選ばれてたんですね。
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選んでくれて、ありがとうございます!
私を選んだ、エラデューサーさん♪
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麗花ちゃ~ん? あ、いたいた!
ちっともこないから、茜ちゃんドキッとしたよ。
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あ、ごめんね! プロデューサーさんと、
ついつい話しこんじゃった。行こう、茜ちゃん♪
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今日のハロウィンパーティーは、ふたりが主役だ。
遠慮せず、思いきり楽しむつもりでやってくれ。
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茜ちゃんは、どこまでもついてきてくれるから……
私も、思いっきり楽しいことができるんです!
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ジ~ン! んもー、麗花ちゃんってば、
そういうエモいことさらっと言っちゃうんだから~!
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そうかな? じゃあじゃあ、今日の私たちは
『エモっぷかプリン』だね♪ レッツゴ~!
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(あのふたりなら、最高に楽しくて刺激的な
ハロウィンにしてくれるだろう)
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(ふたりが生み出す、一夜だけのパーティー……
それは無限に、お客さんを楽しませてくれるはずだ!)