1
あなたはあまりにも多くの民をしいたげた。
覚悟はいいですか?
3
待ってください!
朋花さまは悪い魔王さまじゃありませんよ~っ!
4
子豚ちゃん達をとっても愛していて、いろんな技術で
みんなの生活を豊かにしようとしてくれているんです!
5
これを見てください、
朋花さまと子豚ちゃん達が築いたこの国の姿です!
7
えっほ、えっほ。
ロコも一緒にワーキングです!
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ここにいる子豚ちゃん達はみんな、
私と思いを一つにし、私への忠誠を誓い。
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日夜努力して、
自ら進んで文明化をすすめてくれているんですよ~♪
11
魔王領には本もいっぱいあるんです、ほら。
お城の書庫を見てください!
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あ、これ私の読んでいた『アデライトと七つの世界』!
やっぱり下巻が出てたんだ!
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え? これは……!
……そっか。ふふ、そういうこと……。
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魔王……いいえ朋花さん。あなたにお願いがあります!
私はあなたの国の技術を、世界中のみんなに広めたい!
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もっとたくさんの人に本を読んでもらいたい。
身も心も豊かになってもらいたいんです!
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わかりました~。
子豚ちゃん達も、その方が喜ぶでしょうから。
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ありがとうございます!
これでみんなの暮らしもぐっと便利になります!
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待ってください。子豚ちゃんたちの顔を見てください。
みんな目の下にくまを浮かべて、働き続けています!
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ううっ、ロコもタイヤードですけど……
ファ、ファイトです! えっほ……えっほ……。
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パパが言ってました。こういう働き方は、
ぶらっく企業でよくないんだって!
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たとえ本人が望んでいても、働いてばかりでは
本当に幸せにはなれないと思います!
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そうですね~……。それでは勇者と魔王の和解記念
ということで、休日を制定しましょう。
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これは命令です~!
みんな、きちんと休まないとおしおきですよ~?
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サンクスです、トモカ!
みんな、よかったですね! ホリデーですよ!
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ムフフ♪
休日は踊り子ちゃんのライブに行きたいです♪
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百合子さんは、まずは『アデライトと七つの世界』の
下巻を読むんですよね?
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あ……、それなら、もう読み終わっちゃった。
あの下巻は、最初のページしか書かれていなかったの。
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あとは全部白紙のページ……。
『この本を手に取りし勇者よ……』
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『アデライトを光で満たす役目を汝に託そう。
その冒険の物語により、この書は完結する……』
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こうして、昼夜もなく働いていた子豚さん達は、
週休二日の健康的な生活を取り戻しました。
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勇者と魔王は和解し、
以後、互いに国の発展のために尽くしたといいます。
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かくして、ミリオネージュ大陸には
再び平和が訪れたのでした。……めでたしめでたし。
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(応援上映は大盛況で終わった。お客さんの応援は、
会場中に響いてたな……。この後は、舞台挨拶だ!)
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何回もリピートした作品ですけど、大画面で見ると、
また違った味わいがあります。はあ~……最高。
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ムービーが終わってから、ずっとこうなんです!
もう~。リアルにカムバックですよ、アリサ!
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でも亜利沙さんの気持ちもわかります。
スクリーンでみると没入感が圧倒的に違いますから。
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わたしもいっぱい勇者さんを応援しちゃいました!
あの、朋花さん。応援できなくて、ごめんなさい……。
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あら。謝らなくていいんですよ~。夢中になれたのも、
みんなが良い演技をしていたということですから。
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それに、お客さん達はちゃんと、みんなのことを
応援してくれてたから。大丈夫だよ、星梨花。
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そうですね、朋花さんのことも亜利沙さんのことも。
それに、星梨花ちゃんのこともね!
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はい! この後の舞台挨拶も、
いっぱい頑張れそうです! えへへ♪
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ア~リ~サ~! ……ううっ。
プロデューサー、ヘルプです~!
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まったく……舞台挨拶ももうすぐだっていうのに。
わかったよ、ロコ。俺が……。
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待ってください、プロデューサーさん~。
ここは、私に任せてください~。
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亜利沙さん、いつまでそうしているつもりですか~?
もし、この後の挨拶で失敗したら……うふっ♪
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ヒィィ! こ、この強い気配は……!
もも申し訳ありません、魔王さま~!!
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はあ~。ありがとう、朋花。
ん? そろそろ出番だな。
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はい! 今日は、この5人が勇者のパーティです!
冒険の目的は、お客さんを楽しませること。
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さあ! みんなで、新たな冒険をはじめましょう!
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(ファンの思いは応援として、アイドルの力になる。
アイドルの思いも、様々な活動を通してファンに届く)
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(これからも、良い循環が続くように、
新たな冒険……じゃなくて、仕事を頑張っていこう!)