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(海美と琴葉と一緒に、学園祭の打ち合わせに来た。
話に聞いてた通り、品格のある学校だな……)
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すみません、お待たせしました。こちらのふたりが、
学園祭の企画を担当する生徒です。
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ええと……品川柚月さんと三田さくなさんですね。
初めまして、よろしくお願いします。
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はじめまして。学園祭実行委員の品川柚月です!
……って、え!? 海美ちゃんと琴葉ちゃん!?
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ええっ!?
ほ、本当……あの、どうしてここに?
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すみません。ふたりがぜひ参加したいと言うもので、
ご挨拶も兼ねて、同席してもらうことにしました。
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急にお邪魔してすみません。765プロ所属の
田中琴葉です。よろしくお願いします。
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えへへ、無理言ってついてきちゃいました☆
高坂海美です! よろしくねっ!
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そ、そうだったんですね……。
えっと、こちらこそ、よろしくお願いします!
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ど、どうしよう、本物だ……!
うわぁ、緊張してきちゃった……!
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コホン。ふたりとも、少し落ち着いて。
お客様の前で失礼ですよ。
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あ、私たちは大丈夫です。
気になさらないでください。
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す、すみません! まさか海美ちゃん……じゃなくて、
高坂さんと田中さんがいらっしゃるとは思わなくて……
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海美ちゃんでいいよっ☆
その代わり、私たちも名前で呼んでいい?
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もちろんです! わ、私、実行委員の三田さくなです。
よ、よろしくお願いします……!
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(トークパートは、簡単な構成台本を学生さん達に
作ってもらう事になった。あとは、楽曲か……)
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トークパートの後は、ライブですよね。
25分だと……4曲か5曲くらいかな。
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はい! 3曲ほど歌っていただいて、その後に、
アンコールでもう1曲を想定しています。
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頑張って盛り上げないとな! 曲については、
おふたりからも希望や意見をもらえれば。
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あ、あの……実は、おふたりを呼ぶって決まってから、
『灼熱少女』の曲聞きたいねって話してたんです。
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私たち、『灼熱少女』でおふたりを知ったので……
すみません、個人的な話で。
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いいえ! そんなふうに言ってもらえるなんて、
寧ろうれしいです。
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じゃあ1曲は、『灼熱少女』の曲がいいかな?
全員そろってじゃないけど。
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そんな……すごくうれしいです!
ありがとうございます!
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それじゃ、1曲は決定として。
残りの曲だけど……。
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あ、そうだ。そのことで、事前に
お話しないといけないことがありまして……。
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今回、ステージにあまり予算を割けなくて……。
いわゆるセットみたいなものは準備できないんです。
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もちろん出来る限りの準備はしますが、
すべて手作りの予定なので、その……。
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大丈夫ですよ。学園祭ってそういうものだと
思いますし、気にしないでください。
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プロデューサーの言うとおりです。
どんな会場でも、やることは変わりませんから。
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でも、そうですね。会場に大きなセットがないなら、
それぞれ、ソロを1曲ずつ歌うのはどうでしょうか?
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うん、いいかもしれないな。
あとはアンコールで、全体曲という感じか。
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でも学園祭ライブってことは、私たちのことを
知らないお客さんがいっぱいいるんだよね?
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だったら、3曲とも全体曲の方が盛り上がるかも……?
それなら知ってるって人もいるかもしれないし!
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海美の意見も、一理あるな……。
実行委員のおふたりは、どう思いますか?
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は、はいっ!
えっと、私たちの希望としては……。
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よし、これで楽曲は決まりですね。
遅い時間まで、ありがとうございました。
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こちらこそ! たくさんワガママを
きいてくださって、ありがとうございます!
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だって私たち、アイドルだもん! ファンの人には、
よろこんでもらいたいし! ね、琴葉?
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うん。私たちにできることがあれば、
何でも言ってください。
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こちらこそ!
みんなで、最高に楽しいライブにしようね☆