MLTD Archive(β)

願わくば、この時間が

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(ツアー公演が近づいている。 みんなのレッスンにも、熱が入ってきた……)
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プロデューサー。 レッスンの前に、少しよろしいですか?
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私たち、あれからずっと、 公演のテーマについて考えてきたんです。
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それでね、みんなで思いついたことがあるから、 聞いてほしいんだ!
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おっ、そうか! よし、聞かせてくれ。
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はい、ええと……夜って、本当にたくさんの イメージがあるんですよね。穏やかなだけじゃなくて。
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ちょっとよくない感じだったり、 夜になるとテンション上がっちゃったりとか。
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うん、うん。
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でも話をするうちに、寝る前に思うことに、 ある共通点があるとわかったのです。
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それは……楽しかった一日であるほど、 今日が終わるのが惜しい、という気持ちです。
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今日が終わるのが、惜しい……。
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はい。もっと続いて欲しい……私たちの公演も、 そう思っていただけるようなものにしたいなぁって。
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そうすれば、この後に続く武道館での公演も、 観たいと思っていただけるかと。
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なるほど……うん。
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だからね、みんなのイメージはそのままで、 終わらないで、って思ってもらえるようにやってみる!
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どうでしょうか? プロデューサーさん。
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あえてイメージは統一せず、狙いでまとめる……。 終わりを意識して、名残惜しさを表現する……。
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なるほど、これは……。
選択肢
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素晴らしい答えです! 100点…… いや、100万点ですね。それでいきましょう。
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ふふっ。プロデューサーの太鼓判。 何よりの、私たちの自信になります。
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真、ありがとうございます。 それでは……レッスンを始めましょう。いざ。
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(狙いが定まって、ツアーもいよいよ大詰め。 一瞬一瞬を惜しいと思えるような公演になりそうだ!)
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