「ただ理由なくトガってるわけじゃないぜ……。 そう、アタシのミシンは……疾風(かぜ)!」
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「ただ理由なくトガってるわけじゃないぜ……。
そう、アタシのミシンは……疾風(かぜ)!」
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「どんな衣装も、秒で仕上げてみせる!
なぜならアタシは、最強の事務員だからサ……フッ」
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はっ!? プロデューサーさん!
お、お疲れさまです……えへへ。
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あ、お疲れさまです。よかった、いつもの青羽さんだ。
急にグレちゃったのかと思いましたよ。
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ええと……ちょっと方向性を模索していたというか!
強い美咲になっていただけで……。
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そ、それより! 社長さんがお呼びでしたよ!
多分、あのイベントのお話なんじゃないかなーって。
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わっ、速い! まるで疾風(かぜ)みたいに……!?
い、行ってらっしゃーい!
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やあ君! 早かったじゃないか。
よく来てくれたね。
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はぁ、はぁ……社長、音無さん、お疲れ様です!
気が逸ってしまって。それで、今日の話はやはり……?
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うむ! おそらく、君の思っている通りだよ。
だがその前に、まずは労わせてくれたまえ。
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前回の『EmotionLight』公演は、最高の
盛り上がりを見せていたね。本当に、ご苦労さま!
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ありがとうございます! そう言って頂けるのは
嬉しいですけど、全部アイドル達の力ですよ。
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もちろんそうだが、君の力によるところも大きい。
もう少し自信を持ってもいいんじゃないかね?
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本当、謙虚な方ですよね。私はもっと、アピールして
頂いても構わないんですけど……なんて♪
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いやいや、それだけ自負を持って、
仕事に当たって欲しい、という意味でもあるのだよ。
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長かった『ミリオンシアターシーズン・ファイナル』
も、残すところあとひとつ!
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有終の美を飾るのは、
スペードとダイヤの混合チーム……。
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題して『FantasticLight』公演!
喜び弾ける夜の祝祭だ!
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やっぱり夜って、テンション上がりますもんね!
それに、なんだかロマンチックですし。
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朝、昼、夕と受け継がれてきた思いをまとめて、
今こそ、ツアーのグランドフィナーレを飾るのだ!
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そして、その勢いを衰えさせることなく、
武道館へと繋げていってほしい。頼めるかね?
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はい! 任せてください。
アイドルのみんなと、最高潮に盛り上げてみせます!
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(武道館は目の前だ。
このツアー、悔いのないようにやりきろう!)