2
……。思い出しました。
あの人のこと、チハヤのこと……。
3
アンドロイドの私たちにココロをくれたこと、
そして、そのココロを伝えること……。
4
はい。それがチハヤの願い……。
そして、私たちの使命……。
5
私たちが再起動した理由はわからない。
でも、やるべきことは、きっと……。
6
なるほど……もしかして、ここに
たくさんの人間が集まっている理由は……。
8
反応は、好意的と認識。アンドロイドに
敵意のない人間たちのようね。
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ここは慎重に接触を試みてみましょう。
……みなさん、こんにちは。
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すごい声援……。
私たちの知っている人間とは、まるで違うわ。
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はい。活力に満ち溢れていますね。
まるで全員がチハヤのような……。
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もし、こんなにもたくさんの人間から、
ココロを知ることができたなら……。
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ここはココロを伝える使命を持つ私たちに
与えられた、夢のステージなのかもしれませんね。
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なるほど。アンドロイドの見る夢、ですか……。
しかし、具体的にどうすれば?
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それについてはオーダーがあるわ。
RITSUKO-9から。
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人間たちのいろいろな悩みに取り組んで、
ココロを学べって。
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なんだか、ずいぶん
物分かりがよくなったような……。
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なんといっても、夢のステージですから。
そういうこともありえるかもしれません。
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確かに。夢ならば、RITSUKO-9に変化が
あっても、それほど不思議なことではありませんね。
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悩みの数々は大勢の人間から集めたそうよ。
もちろん、ここにいる人間たちも含めて。
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そうでしたか。人間のみなさん、私たちが
ココロを学ぶ様子を見守っていてください。
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力強い声……今からどんなココロが
学べるのか、楽しみです。