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(今日の撮影には、春香とまつりも合流。
今のところ、撮影は順調に進んでいる)
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(撮影終了後、夕食の時間になった。
ケータリングは、村の人達が手伝いに来てくれている)
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そうよ。ほっほ、東京の子はこういうものを
食べんと思っとったけど、いや嬉しいねえ。
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おかわり、まだまだあるからな。
育ちゃんも、遠慮しないでどんどん食べて。
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うん! あっ、桃子ちゃんのお皿に乗ってるの、何?
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これ? なんだろう。あっちのテーブルにあったよ。
美味しいから育も食べてみたら。
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こちらのお肉も、絶品です。
スタッフのみなさんにも好評……早い者勝ち。
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お姉ちゃんが、マシュマロ好きだって孫から聞いてね。
この村じゃ売ってないから、街に行って買ってきたよ。
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えっ、姫のためにわざわざ……?
とってもうれしいのです! みんなでいただくのです♪
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はぁ、沁みる。この地酒、すごく気に入っちゃった♪
絶対、お土産に買って帰るわ。
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おお、アンタ方、いける口だね。
それじゃこいつも試してみな。
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あっ、ありがとうございます。
明日に響かない程度にしないと……。
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(撮影では、緊迫したシーンが続いているからな。
この賑やかさは、みんなのいい息抜きになりそうだ)
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貴音さん、ここにいたんですね。
ご飯、もういいんですか?
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ええ。山の幸を存分に堪能させていただきました。
今はこの星空を堪能しているところです。
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都会だと、こんなにたくさん見えないですもんね。
本当に綺麗……。月も、すごく大きいなぁ。
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ええ、手を伸ばせば届きそうなほどに。
真、美しい眺めです。
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撮影では、緊迫したしーんが続いていますから。
皆、りらっくすできる場所を求めているのでしょう。
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そうですよね。それだけ緊張感を持ち続けるのって、
本当に大変なのに……みんなすごいなぁ。
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ええ。私も、皆から
並々ならぬ気迫を感じています。
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演技にもどんどん熱が入ってきて、
今日の撮影なんて私、鳥肌が立っちゃいました。
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ほ? 春香ちゃんと貴音姫に遭遇、なのです。
ふたりとも、お疲れさまなのです。
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はいなのです。でも、ふたりのナイショ話の
邪魔をしてはいけないので、姫は退散するのです。
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もー、そんなんじゃないよ? それに、ナイショ話なら
まつりちゃんも混ざっちゃえばいいんだよ。
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お呼ばれされては、仕方がないのです♪
……それで、何の話をしていたのです?
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ホントに、大したことない話だよ。
星が綺麗だねとか、いい現場だねとか……。
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それと、皆の頑張りについても。
春香が、まつり姫達のことを褒めていましたよ。
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あっ……えへへ。うん、そうなんだ。
今回の撮影でも、すごく刺激を受けてるよ。
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みんな、どんどん成長していってるし、
いつか、私追い越されちゃうかも……。
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姫たちが春香ちゃんを追い越す……。
それはきっと、まだ先のことなのです。
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おや……
まつり姫にしては、ずいぶんと弱気な発言ですね。
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そうなりたいという気持ちは、もちろんあるのです。
姫だって、キラキラ輝くためにがんばっているのです。
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ですが、姫たちがそうやってがんばれるのは、
追いかける背中があるからなのですよ?
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成る程。私達が前を歩いているからこそ、
それが目標になると?
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そのとおり!なのです。だからもうちょっとだけ、
姫たちの先を走っていてほしいのです。
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もちろん姫も、走る速度は緩めないのです。
なので、油断は禁物なのです。……ね?
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……ふふ。思いがけず、
発破をかけられてしまいましたね、春香。