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いきなりダンスレッスンからかぁ。
うう、プレッシャーだなぁ……。
4
ひいっ! ぷ、プロデューサーさん……!
もしかして、聞こえちゃってました……?
5
うん……そうか。百合子はダンスに
苦手意識があるんだっけ。
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はい……苦手意識というか、苦手というか……。
あ、他が得意なわけでもないんですけど……。
7
でも、もうデビューして、今度はテレビに出るのに。
そんなこと、言ってられませんよね……。
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苦手なことは誰にでもある。
焦らなくていいんだぞ?
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……。それとも……。
もしかして、ずっと気にしてたのか?
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……。あの……、私、一期生だったから、
先輩たちのステージにも結構早く立たせてもらって。
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デビューは南の島でさせてもらって、話題にもなって。
しかも、立派な写真集まで出してもらえて。
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気がつけば、とうとうテレビにも出ることになって。
しかも友達が見てる番組に!
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でも……、私は全然成長できてないんです。
もうアイドルなのに、ダンスもずっと苦手なままで……
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そっか……。ここまであっという間だったし、
自分のイメージが追いつかないのかもな……。
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でも成長できてないっていうのは、絶対に違うぞ。
百合子はすごく成長してる!
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先輩たちのステージも、デビューイベントも写真集も。
……全部、立派にやり遂げたじゃないか。
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あ。……そ、それはでも、みんなのおかげで……。
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あっという間にここまで来れたのは、
それだけ百合子が頑張ったってことだよな。
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だから、これからも頑張る姿をファンに見てもらおう。
それがアイドルだと思う!
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え、えへへ。……あの、ありがとうございます。
なんだかちょっとだけ、自信が出てきました。
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ただ私の場合、将来的にも完璧なダンス!とかは、
お見せできるようになる気がしないので……。
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せめて、くじけないように……。
1ページずつでも、ちゃんとページをめくって。
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いつかステキな物語として、たくさんの人に
楽しんでもらえるように。頑張ります♪
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ああ、俺も全力でサポートしていくよ。
百合子、二人で一緒に最高の物語を作りあげよう!
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だ、だって……。プロデューサーさんの目が、
とっても……キラキラしてるから……!
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ああっ、やっぱりダメ!
それ以上見つめないで! こ、恋しますよ!?