1
(レッスンが始まったわけだが、亜利沙は相変わらず、
推しスイッチが入ったままで……)
3
奈緒、水飲む? あそこにたくさんあるから……。
4
ハッ! そのお水! るるちゃんが3年前の
9月1日にSNSにした投稿に映りこんでた……!
6
春香さん、このあと時間ある? 宿題でわからない
ところがあるから、見てほしいんだけど……。
9
国語! るるちゃんの得意科目ですねっ!?
るるちゃんは感受性が豊かだから、作文も上手です!
10
……ねえ、亜利沙さん、どうしちゃったの?
なんか今日は一段とうるさいんだけど。
11
あー、あれなぁ。色々深いワケがあって……。
な? プロデューサーさん。
12
今回の公演の曲、情熱的だろ? 曲の理解のために自分
の情熱を語ろう、なんてことになり、そこから……。
13
亜利沙さんにそんなことさせたんだ……。
なるほどね。
14
なるほど!? るるちゃんもよく『なるほど』って
言いますよ! 言い方がまた可愛いんですよねぇ……♪
17
確認!? るるちゃんもライブ前はいつも、
立ち位置を3回確認するんです! プロの鑑ですよね!
18
るるちゃんが好きなんはようわかった。でもな、
それホンマにあの曲を理解するためになるん……?
20
曲のことより、るるちゃんに夢中になってへん?
24
だって、こんなにたくさん、人のいいところを
見つけられるなんて、すごいことだと思うんだ♪
25
それだけ、るるちゃんが好きっていう気持ちが
大きいから、こうなってるんだよね?
27
曲も聴かせてもらったけど、好きって気持ちをたくさ
ん込めなきゃ歌えない曲だと思う。だから……ね?
29
そうそうそう! さすが春香さん! ありさが
言いたかったことはまさにそれなんですっ!
31
あはは……。でも、だから、亜利沙ちゃんの気持ちの
作り方は、そんなに間違ってないんじゃないかな?
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……せやんなぁ。
春香が言うんやし、そんな気もしてきたわ。
33
もう。いくら春香さんがいったからって。
奈緒さん、チョロすぎ!
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むっ? 失礼な。
あのな桃子、私は私なりに納得したまでやで?
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ふーん。ま、いいけどね。最後に困るのは
デュオ相手の奈緒さんだし。桃子知ーらない。
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桃子ちゃんセンパイ、ご心配にはおよびません!
このありさ、必ずやあの曲をモノにしてみせます!
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それにはるるちゃんの力が必要なんです!
これは運命……いや必然! ムフフフフ♪
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ま、まあ、亜利沙は亜利沙なりの方法で
やる気を出しているところだから。
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ちょっと、うっとおし……気になるかもしれないけど、
許してやってくれ。……そうだよな、亜利沙?
43
(若干迷走ぎみだが、レッスン自体は
上手くいっている。きっと大丈夫だ。大丈夫……!)