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物語がテーマのツインライブ、かぁ。
プロデューサーも面白いこと考えるよね。
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あ、うん……。ライブは嬉しいし、
私も楽しそうだと思ったよ……。思ったけど……。
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覚えることもたくさんあって、それだけでも大変なのに
その上、物語まで考えるなんて……!
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そうだよね……わかるよ。
ボクも正直、できるのかな?って思ったもん。
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でもね、やっぱり思っちゃうんだ。
雪歩と一緒なら大丈夫かも!って。
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ボクたち、今までいろんなことを乗り越えてきたよね?
だから今回も、なんとかなるかもって。
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だって、雪歩の頑張る姿をみてると、
ボクもますます頑張れちゃうからさ!
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それに! ボクたちが物語を考えるってことは、
つまり、好きな話にしていいってことだよね?
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たとえば、プリップリのお姫様が出てくる話にしたら
ボクがプリップリの衣装を着られるんだよね!?
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あ、いや、たとえばの話ね? そんな風に、ボクたちの
好きなものを取り入れると、やる気出そうだなぁって!
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ほら、ぬいぐるみがたくさん出てくる話にしたら……
ステージもぬいぐるみがいっぱいの幸せ空間になるし♪
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幸せ空間……ふふっ、そうだね。
じゃあ私なら、好きな物は……焼肉……宇宙……?
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うーん。となると、グルメかSFかぁ。専門的だね……
うん、シュールでいいと思うよ♪
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でも、やっぱり雪歩には詩を書いてほしいかな。
それをボクが朗読するとか!
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ひぅ! それは……ちょっぴり嬉しい気もするけど、
それを隣で聞いてるのは、拷問に等しいかも……!
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で、でも、真ちゃんも詩を書いて、それを私が朗読する
なら、道連れというか、一蓮托生というか……。
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ボクも書くの? うーん。
キャッチコピーとかなら、たまに考えるけど……。
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よく鏡の前で練習してるよね。詩も、言いたいことを
言葉にするのは一緒だから、真ちゃんも書けると思う!
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ボクが……詩人に……! よーしっ、そこまで
言ってもらえるなら、ちょっと考えてみるよ!
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できた~!
初めてだから、あんまりうまくないと思うけど……。
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うまいとか関係ないよ? 詩は、思いをそのまま
紡ぎ出すことから始まるの。
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真ちゃんはいつも真っすぐだから、きっと、
詩を書くのに向いてると思うなぁ。
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えへへ、どうかなぁ~♪
とりあえず、読んでみるね! ……コホン。
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『ライブが決まったハッピッピ~♪
雪歩と一緒にがんばるゾッ!』
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『キラキラズッキュンステージで~♪
みんなのハートをキュンキュンさせるナリ~♪』
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ふぅ……どうかな?
今の気持ちを、ボクなりに表現してみたんだ!
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ハッ! え、えっと……
すごく……、ま、真ちゃんらしいと思うっ!
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ホント!? へへっ、まいったなぁ~。
ボクって意外とそっちの才能が……。
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ででででもぉ! よく考えたらファンのみんなは、
真ちゃんのダンスを見たがってるかも!
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だ、だから、真ちゃんの詩は……また今度にしたほうが
いいような……うう、私が言ったのにごめんなさい~!
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うわっ、いいってば! 確かに、言われてみれば
その通りだと思うし。あ、でも……。
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ボクが踊るなら、雪歩も踊らないとね!
さぁ……二人で一緒に踊ろうか♪ なんちゃって!
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ハッ! な、なんでもないよ?
えへ、えへへへへへ……♪
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(翌日。真と雪歩から
『二人で物語を作ってみます』と連絡が届いた……)