MLTD Archive(β)

深青書院にて

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深青書院 談話室……
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ごめんなさい、四条さん。 まさか、戦具を持たない人間が存在するなんて。
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謝らないでください、千早。最後まで 情報を隠し通したあちらが、上手だっただけのこと。
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……。私が負けた以上、貴女にも出てもらうことに なるかもしれないわ。不本意なのだけれど。
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相手は、おそらく……ヘリオトロープ最強の 生徒会長、二階堂千鶴ね。
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いい機会です。私とて、いつまでも守られて ばかりではいられませんから……受けて立ちましょう。
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…………
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深青書院 裏庭……
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……ふぅ、どうにか忍び込めましたね。 深青書院はセキュリティがハードです……。
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ここには、失われたナレッジが保管されている そうですが……信ぴょう性がありますね。
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ザッ、ザッ……
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だ、誰かいる……!? 見つからないように、ビークワイエットです……!
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……。私は、後何回、繰り返すのでしょう? いっそ、忘れられたら……。
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あれは……タカネ! 院内の最高役職『司書』に 就く、深青のVIP……!
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モノローグ、よく聞き取れません…… 繰り返す? 忘れる……? もう少し……
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パキッ
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……何者ですか?
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あ、あわわ……ロコは、怪しい者じゃありません! その、ちょっと散歩をしていたと言うか……!
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このような場所で、散歩を? そうですか。しかし……見ない顔ですね?
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ええと……実はロコは、ヘリオトロープの新聞部 なんです! タカネに取材をしたくて……。
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取材……? 私に、ですか?
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ビーッ、ビビーッ! 侵入者ヲ検知! 侵入者ヲ検知!
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し、しまった! 見つかった……うぅ~! タカネには、聞きたいことがいっぱいあるのに~!
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怪しいものではないと言っていたのに…… 侵入者だったのですか?
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いいえ! 確かに侵入者ですけど、 ロコは怪しいものではありません。シリアスです!
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そこまでよ、伴田さん。 四条さんから、すぐに離れなさい。さもないと……
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チハヤ!? くっ……これ以上の取材は ディフィカルトですね。シーユーです、タカネ!
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あっ……まったく、警備員は何をしているの? すぐに来てください、第七書庫の裏です……早く!
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……ふふっ。
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……四条さん? どうしたの? 笑いごとではないわ。
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いえ、なんでも……。外の方と話すのは、 久しぶりだったもので、つい……ふふっ。
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