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(イベントから数日後。改めて、
Chrono-Lexicaのみんなから話を聞いた)
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全員がバス停で寝ちゃって、同じ夢を見た?
そんな不思議な事ってあるのかな……。
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夢じゃないって~!
絶対、本当にあったんだって!
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だって、全員が同じ夢を見て、細かいところまで
同じなんてさ。そんなの、おかしいじゃん!
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でも、現実だったって断定できる証拠もなくて。
小説みたいに、荒唐無稽な話だし……。
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杏奈は……わかんない、けど……。
夢だったって、言われると……変な感じ、する……。
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ロコは、本当のことだったって思ってますよ!
ロコは自分の目で見たものを、信じてますからね!
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……手品は、トリックを知らない人には
魔法に見えます。
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今回も、私達にはトリックがわからなかっただけで、
現実だったのかもしれません。
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あの屋敷の中で、みんなと話したこと。
励ましあったこと……全部、覚えていますから。
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なるほどな。不思議な事もあるものだ……。
ところで、それって何時頃の出来事だったんだ?
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ロコは覚えてますよ!
会場を出たのが、16時ごろで……。
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ということは、その間の時間か……。
俺が事務所に帰ったのと、同じくらいだな。
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実はあの日、こっちも変な事があったんだよ。
ロケ中は、みんなの事を考えてたんだけど……。
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劇場に着いたら、何故か思い出せなかったんだ。
Chrono-Lexicaっていうユニットの事を。
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えーっ!? プロデューサー、
オレたちのこと忘れちゃったの!?
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私たち、あんなに大変な思いをして帰ってきたのに……
ひどいです、プロデューサーさん!
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いやいや、違う違う! 一時的にというか……
変な力が働いてたとしか思えなくて! 許してくれ!
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お疲れさまでーす! みんな、そろってますね♪
よかったら、ティータイムにしませんか?
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頂き物の、香りのいい紅茶があるんです。
おいしいケーキもありますよ~♪
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美咲さん、本当にごめんなさい。私、いま、
ティータイムにちょっとトラウマが……。
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ロコは、ケーキが食べたいです。
ミサキ、サンクスです♪
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私もいただきます。トラウマには立ち向かわないと、
克服できませんから。ちょうど、お腹も空きましたし。
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たしかに。この先ずっと、誕生日もクリスマスも
ケーキを食べずに生きるわけにはいかないか……。
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まあ、食べられたらでいいんじゃないか?
無理のない程度に。
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プロデューサーさんと私の分で7個だから、
8等分でいいかな? 切り分けてきますね♪
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(こうして、この不思議な事件は幕を閉じたのだった。
みんなの心に、ほんの少しの謎を残して……)