MLTD Archive(β)

終幕のTeaTime

音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。

1
(イベントから数日後。改めて、 Chrono-Lexicaのみんなから話を聞いた)
2
全員がバス停で寝ちゃって、同じ夢を見た? そんな不思議な事ってあるのかな……。
3
夢じゃないって~! 絶対、本当にあったんだって!
4
だって、全員が同じ夢を見て、細かいところまで 同じなんてさ。そんなの、おかしいじゃん!
5
でも、現実だったって断定できる証拠もなくて。 小説みたいに、荒唐無稽な話だし……。
6
杏奈は……わかんない、けど……。 夢だったって、言われると……変な感じ、する……。
7
ロコは、本当のことだったって思ってますよ! ロコは自分の目で見たものを、信じてますからね!
8
なるほど……瑞希はどうだ?
9
……手品は、トリックを知らない人には 魔法に見えます。
10
今回も、私達にはトリックがわからなかっただけで、 現実だったのかもしれません。
11
あの屋敷の中で、みんなと話したこと。 励ましあったこと……全部、覚えていますから。
12
なるほどな。不思議な事もあるものだ……。 ところで、それって何時頃の出来事だったんだ?
13
時間なんて覚えてないよ~。
14
ロコは覚えてますよ! 会場を出たのが、16時ごろで……。
15
バスに乗ったのが、19時ごろでした!
16
ということは、その間の時間か……。 俺が事務所に帰ったのと、同じくらいだな。
17
実はあの日、こっちも変な事があったんだよ。 ロケ中は、みんなの事を考えてたんだけど……。
18
劇場に着いたら、何故か思い出せなかったんだ。 Chrono-Lexicaっていうユニットの事を。
19
えーっ!? プロデューサー、 オレたちのこと忘れちゃったの!?
20
私たち、あんなに大変な思いをして帰ってきたのに…… ひどいです、プロデューサーさん!
21
プロデューサーさん……じっ……。
22
いやいや、違う違う! 一時的にというか…… 変な力が働いてたとしか思えなくて! 許してくれ!
23
お疲れさまでーす! みんな、そろってますね♪ よかったら、ティータイムにしませんか?
24
頂き物の、香りのいい紅茶があるんです。 おいしいケーキもありますよ~♪
25
ティータイム……。
26
美咲さん、本当にごめんなさい。私、いま、 ティータイムにちょっとトラウマが……。
27
ロコは、ケーキが食べたいです。 ミサキ、サンクスです♪
28
マジかよ……ロコ、心が強すぎるだろ。
29
私もいただきます。トラウマには立ち向かわないと、 克服できませんから。ちょうど、お腹も空きましたし。
30
たしかに。この先ずっと、誕生日もクリスマスも ケーキを食べずに生きるわけにはいかないか……。
31
まあ、食べられたらでいいんじゃないか? 無理のない程度に。
32
オレはまあ、あったら食べるけど。
33
杏奈も……。
34
プロデューサーさんと私の分で7個だから、 8等分でいいかな? 切り分けてきますね♪
35
はい、ありがとうございます。
36
(こうして、この不思議な事件は幕を閉じたのだった。 みんなの心に、ほんの少しの謎を残して……)
ホイールで拡大 / ドラッグで移動 / ダブルクリックで等倍ピンチで拡大 / ドラッグで移動