2
ええと、まつりは……あ、衣装の動きを
チェックしてたのか。相変わらず熱心だな。
3
ほ? 何のことなのです? 姫はただ、
ドレスアップを楽しんでいただけなのです。
4
そしてこのまま、
パーティ会場の下見にいってくるのです♪
5
え? ……あ、ステージでの動きを確かめるのか。
6
でも、ごめん! 今日はステージの機材点検日なんだ。
だからステージには上がれなくて。申し訳ない。
9
まつり、心配ご無用ってどういう意味だ?
やっぱりステージに向かってるみたいだけど……。
11
現場大臣さんなのです!
ステージにあがる許可はもらっているのですよ♪
12
いつの間に……!?
わ、ほんとだ、手を振ってくれてる。
13
というわけで、姫はパーティ会場でダンスを楽しんで
くるので、確認をよろしくなのです。
14
動画を撮影してくれてもいいのですよ? ね?
……ね?
15
わ、わかった。あとでチェックするんだな?
よし!
17
プロデューサーさん、ありがとうなのです!
とっても参考になったのです♪
18
いや、これくらいはね。動画も送っておくよ。
メッセージで……あれ? 何か届いてる。
19
『定期点検、無事完了しました。まつり姫からの
差し入れ、現場の者の士気があがり毎度助かります』
20
『また公演用の大道具など必要ならお声がけください。
いつでもご遠慮なく。ではまつり姫にもよろしく』
21
現場監督……じゃなくて大臣さんからだ。
まつり、また差し入れてくれたのか……。
22
ほ? 何のことなのです?
姫はご挨拶をしただけなのですよ?
23
姫たちはたくさんの人にお世話になっているので、
ご挨拶するのは当然なのです。ね♪
24
うん……そうだよな。本当に当然だと思ってるから、
まつりの気持ちはいろんな人に伝わるんだと思う。
25
そんなまつりだから、大臣さん達も作業を止めてまで
協力してくれるんだ。まるで……。
27
ふふっ♪ プロデューサーさん。
姫の魔法は、舞踏会本番でこそ輝くのですよ!
28
というわけで、姫がみんなに魔法をかけるための、希望
プログラムを送っておくのです。よろしくなのです♪
29
ああ、希望のセットリストか。ありがと……う……。
30
うん。まつりが主役!みたいなセトリだな。
そんな気はしてたけど……。
31
当然のことなのです。劇場公演は、姫の姫による姫の
ための舞踏会。姫はずっと言っていたのです!
32
もちろん、このお城には、
お姫様がたくさんいるけどね♪
33
うん……そうだな。
そこが悩ましいところでもあるんだけど……。
34
とにかく、希望は受け取らせてもらうよ。
あとは、なんとかする! ……あとで!