1
むしろ、素直に楽しんだ方がいいの? ふぅん、
ファンの人って、その方が喜んでくれるんだ……。
じゃあ、少しくらいは楽しもうかな。えへへ……。
2
え、おばあちゃんに電話したの!? み、観れ
てた……そっか。良かった。もう、そんなに
気を回さなくていいのに。……お節介お兄ちゃん!
3
そ、そう。響さんが桃子のこと褒めてたんだ……。
べ、別に、嬉しくなんかないよっ!?
だって、当然のことしかしてないもんっ。
4
へえ、けっこうきれいに撮れてるね。ふーん、
機材もけっこう、こだわったんだ。ま、桃子たちを
撮るなら、それくらい当たり前だけどね♪
5
……うん、そうだね。桃子の昔の出演作を思い出す
ことはあるよ。それで、気づくこともあるし……。
そっか、過去を振り返るのって、悪くないんだね。
6
え? そんなにひとりで気負わなくて大丈夫……?
そ、それは、桃子もわかってるよ。……でも、確かに
考えすぎてたかも。うん、みんなと一緒に頑張るよ。
7
ありがとう、お兄ちゃん。大切なものだから、
なくなっちゃうんじゃないかって、すごく怖かったんだ
……も、桃子だってそういう物があるんだから!
8
へえ、こんな感じなんだ。いいじゃない。
お兄ちゃんも、やっとプロの作法をわかってきた
みたいだね。桃子、嬉しいよ?
9
……そうだよね。みんなと一緒にいろんなお話をして、
ユニットのイメージ作りをしたから、大丈夫だよね。
も、もちろんわかってたよ。じゃあ行ってくるからね!
10
そんなコメントない……、そっか。じゃあ安心
だね。よ、要するに、好感度が低くなってないか
心配だったの! はい、この話はこれでおしまい!