2
「はい、それじゃあ第二幕。
ホシピッピの登場シーンからお願いします!」
3
「ピピ~ッ! 迷える電波をピピピと受信っピ!
夜空からは、な~んでも丸見えっピよ~!」
4
「星の妖精、ホシピッピが助けに来たっピ~!
ピピッ! ピピピのピ~~~~ッ!」
5
「いいですね! 次は途中でターンする
パターンも試してもらえますか?」
8
(えっ!?
なっ、なんで春香がここにいるのよ~!?)
9
お疲れさま~! あのね、台本を届けにきたら、
スタッフさんが、どうぞって通してくれたんだ。
10
そ、そう……ありがと。
あの、春香、この舞台のことなんだけど……。
11
その……衣装が星の着ぐるみになるし、
これからは、忘れ物は届けてくれなくても……。
13
あっ、だから、そのイメージに合わせて、
いつもと違った声でしゃべってたんだ~!
14
そ、そうなの。だから、あんまり見られたくは……。
15
難しそうな役なのに、
しっかり役作りしててすごいね!
17
ま、まあ、当然よ! どんなお仕事だって、
伊織ちゃんは全力で挑むんだから!
18
さすが伊織! 本番、絶対に見に行くね!
そうだ、今のうちに劇場のみんなにも連絡しとこっと♪
19
みんな!? ちょ、ちょっと待って!
それはさすがに恥ずか……。