2
「まだ電車は動かないのか?」
「はい、もう少しかかりそうで……」
3
あの、スタッフさん、突然すみません。
何か私たちにお手伝いできることってありますか?
4
「えっ……あ、もしかして、
アイドルの百合子ちゃんと瑞希ちゃん!?」
5
はい。皆さんお待ちなので、何かできればと。
ところで、なにがあったのでしょう?
6
「実は……電車の遅延で、アクターの到着が
遅れてしまっていて。それでどうしたものかと」
7
でしたら、私たちが
ステージに立ってみるのはどうでしょう!?
8
こう見えて私たちは、ヒーローや
悪の怪人をした経験があるのです。……いぇい。
9
「い、いいんですか!?
すぐ上の者に確認してきます!」
12
みんな、こんにちは~! レッドたちはね、
今一生懸命、他の場所で戦ってるの!
14
テーマソングをみんなで歌って、
ヒーローたちに届けるのです。
16
そのあとも、歌とヒーローについてのトークで
子どもたちを盛り上げて……
17
「アクターの皆さん、到着して準備もできました!
いつでも出られます!」
19
みんなの応援が、レッドたちの力になったよ!
もうすぐここに来てくれるからね!
20
さあ、みんなで彼らを呼びましょう。
……せーの。
21
「レッド~!」「ブルー!」「イエロー!」
「ブラック~!」「ピンク~!」
23
はい。アドリブにしてはなかなかだったかと。
……それではここからは、観客として楽しみましょう。