1
プロデューサー。
あの、次のシーンで使うお衣装なのですが……。
2
ああ、結婚式のシーンで着物を着るんだったな。
結婚式らしい華やかな柄だけど、何か問題があるのか?
3
ですが、これは銘仙です。普段着用の物ですから、
特別な場に着ていくには、いささか場違いです。
4
これは無礼な人物を演じろという指示なのでしょうか。
それとも、私のような人間は場違いだ、という……?
5
いやいや、考えすぎだ、考えすぎ!
スタッフさんが、着物に詳しくないだけだと思うよ。
選択肢(3 択)
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1
「こっそり衣装を変える」を選んだ場合
6
紬は、確か着物を持ってたな。
「もしもの時のために」……今が、その「もしも」だ!
7
か、監督に許可を取らなくてよいのですか?
問題になった時は、誰が責任を……。
8
その時は、俺が責任を取るから心配するな。
紬は何も心配せず、自分の役をしっかり演じてくれ。
10
(実際、監督は着物の柄なんて覚えていなかった。
場面にピッタリな紬の着物姿は、ただただ絶賛された)
11
現場の判断を優先すべきときも、あるのですね。
あなたには、ときどき驚かされます……。
12
何にせよ……その。え、ええと……。
あ、ありがとうございました……。
2
「紬に納得させる」を選んだ場合
13
紬の意見はもっともだが、監督の意向もあるだろうし
……すまない。ここは、我慢して着てくれないか?
14
……それは……。いえ、承知しました。
事情があるのでしょうから、無理にとは申しません。
15
(その後、撮影はつつがなく進行したが……
紬の表情は、晴れないままだった)
3
「監督に変更を申し出る」を選んだ場合
16
よし、わかった。
変更してくれるよう、監督にかけあってみよう。
17
えっ、本当ですか?
あの……よろしくお願いいたします。
18
(だが根回しが上手くいかず、監督は機嫌を悪くして
しまった。おかげで、撮影現場の空気は最悪に……)
19
私は、間違っていないはずですが……。
やはり、このお仕事に向いていないのでしょうか……。