2
ふたりとも悪いな。今日は休みだっていうのに、
手伝ってもらっちゃって……。
3
気にしないでください♪ プロデューサーさん
ひとりでこんなにたくさんの買い出し、大変ですから!
4
そうですよ。それに今日は、私達アイドルが、
お互いに親睦を深めるための会……なんですよね?
5
はい。毎回全員は無理でも……これからはこうして、
定期的にみんなで集まれる会を開きたいと思って。
6
劇場は人が多いですからね!
私も、腕の奮い甲斐がありますよ~♪
7
ありがとう、美奈子。
料理を一手に引き受けてくれて、本当に助かるよ。
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いいえ♪ ……あっ。このトマト、お安いですね!
買っておきましょうっ!
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あとは……あっ、あっちのキャベツも!
玉ねぎとじゃがいもは、長持ちしますしね!
10
ふふっ。美奈子ちゃん、いいお嫁さんになりそう!
そう思いませんか、プロデューサーさん。
11
はは、そうですね。
将来美奈子と結婚する人は、幸せだろうな。
12
ええっ!? も、も~、お嫁さんだなんて、そんな~!
ふたりとも、気が早いですよ~っ。
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そりゃあ私だって、歌織さんみたいな
大人の女性になれたら、少しは考えますけど……。
14
わ、私? そんな……私なんて、
自分でがっかりするぐらい子どもなのに……。
17
お嫁さんの前に、私達が目指さなくちゃいけないのは。
一人前のアイドル、ですねっ!
19
それまでは、私達のこと、よろしくお願いしますね!
プロデューサーさん♪
20
ああ、もちろん。
しっかり見させてもらうよ!
21
それじゃ私達、キッチンで準備してます!
楽しみにしててくださいね~?
22
プロデューサーさんは、
控え室の準備をお願いしますね。
24
(さて、こっちには誰か来ているかな……ん?
話し声が聞こえてくるぞ)
25
紬さん! 昨日のライブ、とっても楽しかったですね!
全員で、わたし達みんなの歌が歌えて……。
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本当に素敵なライブでした! わたし、
またみなさんと一緒に、あんなライブがしたいです!
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あ、あの……紬さん?
わたし、何か変なことを言ったでしょうか……?
29
え? ……ああ、ごめんなさい。
そういうことではありません……。
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その……箱崎さんは、とても……
素直な方だと思って……。
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……うぅ、上手くゆえんげん……。
けど……。
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その……、私も、とても楽しかった……
と、思います……。いえ、楽しかったです。
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みんなで、同じ衣装を着て。一緒に歌って、踊って……
あんな高揚……、一体感。初めての経験でした。
41
次も同じようにできるかどうか、わかりませんけれど。
私も……また、あんなライブがしたいと思います。
47
あなたという方は……この期に及んでまだ、
人の話を平然と盗み聞きするなんて……。
48
え? あ、違う違う!
俺はただ、たまたま通りかかっただけで……!
49
あ、あの、紬さん、プロデューサーさん!
ケンカはだめですよ!
51
そ、そうそう、ケンカはダメだよな。
それに今は、ふたりに手伝ってほしいこともあるし。
53
ああ、みんなでひとつの歌を歌った今だからこそ、
いい機会だと思って。さ、いこう!
55
(劇場での日々を共に過ごして、アイドル達は
お互いの理解を深め合っていく……)
56
(これからも育てていこう。この劇場に集った、
アイドル達の絆を……みんなが、最高に輝くために!)