1
(ひなたのセンター公演。ひなたは最初のうちこそ、
少し自信がなさそうにしていたけど……)
2
みんな、あたしの歌、聴いてくれてありがとねぇ!
みんなが応援してくれたおかげで、がんばれたよぉ!
3
あたし、これからもアイドル、がんばるから……
したっけ、またねぇ!
7
はぁ、はぁ……。プロデューサー……。
あたし、ちゃんとできてたかい?
8
うん、100点満点中の120満点だ!
頑張ってくれてありがとう。
10
あたし、ほんとにちゃんとできるか不安だったけど……
みんなが一緒にいてくれたから、勇気が出たんだよぉ。
11
そうか……うん、泣いても大丈夫だよ。
本当によくやった!
13
ひなぴー!
ちょーちょースゴいステージだったよねっ!
15
真美センセー、亜美シショー……。
ふたりとも、ありがとうねぇ。
16
ひなたちゃん、これでわかりましたか?
ひなたちゃんには、すごい力があるんですよ~。
17
そうなのです。ぼんさいのボンノスケだけでなく、
ファンのみんなを、元気にしちゃう力なのです!
18
そんな、えへへ……あたしのほうこそ、
ファンのみんなに元気にしてもらって……。
19
それに、劇場のみんなにも……あたしの力なんて、
ちょっこしだけだよぉ。みんなのおかげだべさ!
20
それでも、ひなたにしかできない、
あったかいステージだったと思うよ。お疲れさま!
21
そ、そうかい。そんなふうに言われると、
あたし、がんばったかいがあったべさ。
22
(田舎から、アイドルになるために出てきた女の子。
そのひなたが、あんなに立派にセンターを……)
24
……? プロデューサー、
どうしたんだい? 大丈夫かい?
25
あっ……ひなた、いたのか!
みんなと控え室に戻ったのかと……。
26
うん……あたしね、プロデューサーに
伝えたいことがあって、戻ってきたんだぁ。
27
あのね。あたしは田舎もんだし、ちっちゃいし、
だから自信とかは、ぜんぜんなかったんだけども……。
28
プロデューサーのおかげで、今日は
アイドルに、ちょっこし近づけた気がするんだわ。
30
じいちゃんに電話かけるよう、言ってくれたでしょや?
あのとき、家族みんなが応援してくれてねぇ。
31
たまに、田舎が恋しくなるけども。
今のあたしの居場所は、劇場だって思ったんだよぉ。
32
……ああ、そうだな。
アイドル木下ひなたの居場所は、劇場だ!
33
うん! プロデューサー。あたしを
センターに選んでくれて、本当にありがとうねぇ。
34
こんなあたしだけど、
これからもどうぞ、よろしくお願いします。
36
(ひなたの力は、このあったかさだ。きっといつか、
もっと大勢の人を癒やすアイドルになるだろう!)