1
(ジュリアが歌い出した瞬間、会場の空気が一変した。
みんな、歌が終わるまで、ただ聞き入っていた……)
2
今日は本当にありがとう!
みんな、最高だったぜー!
6
うわっ、びっくりした!?
昴、のり子も……どうしたんだよ?
7
すっげー、最高だった!
ジュリア、めちゃくちゃカッコよかったよ!
8
本当だよ! なんか最終ラウンドで思いっきり
KO負けしちゃった気分だよ! このこのぉ~!
9
ジュリアちゃん、よく頑張ったで賞をあげちゃいます!
ドンドンドンパフー♪
10
うん……ジュリアちゃん、本当にかっこよかった。
ロックってすごいんだね……。
11
うん、正に『ロックなアイドル』だったよ。
よくやったな、ジュリア!
12
あ……いや……まあ、な……。
そ、そう言ってもらえると、うん……。
13
あれれ? ジュリアちゃん、お顔が真っ赤だよ。
どうかしたの?
14
べべべ、別に赤くなんかなってないっての!
からかうな、レイ!
16
えっと……改めて、みんな本当にサンキュ。
今日のステージ、最後はひとりだったけど……。
17
ひとりで歌ってても、あたしはひとりじゃなかった。
仲間の存在を、たしかに感じてたんだ。
18
最後の曲が歌えたのも、みんなと一緒に、
ここまで駆け抜けてきたからだ。本当に感謝してる!
19
ジュリアちゃん……ううん。私たちのほうこそ、
ありがとう。とっても楽しかったよ!
20
ならよかった! しんみりした空気は苦手なんだ。
さっさと着替えて、パァーッと打ち上げでも……。
24
お客さんのリクエストじゃ、仕方ないな~。
延長ラウンド、行けるよね?
25
ピッチャー交代はなしだぜ、ジュリア。
最後まで投げきらないとな!
26
ああ。……この歓声は、みんなで作り上げたもの。
だからアンコールは、全員でだ!
28
(そう言って、ジュリアは駆けてゆく。
ステージに続く一筋の光の上を……仲間と一緒に!)