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メインコミュ 第 46 話 公演後 4 / 5 パート

どうか、届きますように

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(紬が歌い終えると、拍手の波が広がっていった。 静かで深い感動が、会場をいつまでも包み込んで……)
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プロデューサー、お疲れ様です。 あの……最後まで、見届けてくれましたか?
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もちろん。今の最高の紬、確かに見せてもらったよ。 新曲を作ってもらったかいがあったな!
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そ、そうですか。では、私は本当に……
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はっ。あの、勘違いではなく?
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違う違う。っていうか、ファンの反応が全てだし。 それに……ほら。
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紬! 真、見事な公演でした。同じ舞台に立つ アイドルとして、私も心が奮い立ちました。
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本当に素敵だったわよ、紬ちゃん! つい歌に聞き 入ってしまって、ダンスを忘れそうになったくらい♪
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ぐすっ。私も、紬ちゃんの後ろで歌を聞いていたら、 胸が熱くなって……涙が出てきちゃった!
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ああ、ハートに響く、いい歌だった。 やるじゃないか、ムギ!
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みなさん……はい。ありがとうございます。 まだまだ、いろいろと反省点もありましたが……。
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それでも、思いが届けられていたのでしたら……。 少しは自信になります。
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大いに自信持っていいんじゃないかな。 ステージから気持ちを伝えてこそのアイドルだ。
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今日の紬は、まぎれもなく、 アイドルだったってことだよ!
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今日の私……。
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あ、あなたはまさか、昨日までの私を アイドルと認めないつもりなのですか?
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いや、そうではなく……
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ねえ、ジュリア。前から思ってたけど、紬ちゃんって プロデューサーには結構厳しいよね?
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まあ、あのバカPは、 たまにヘンな仕事もってくるからな……。
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ふふっ、紬ちゃんのは、信頼の形なのかも。 ……あら?
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アンコール! アンコール!!
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あんこーるの声援ですね。 ふふっ、劇場が揺れるような、大きな声です。
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よし。みんな、スタンバイよろしく!
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はいっ!
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紬も、いけるな?
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もちろんです。 ……わざわざ言わなければ、わかりませんか?
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いいや、わかってる! それじゃまた、最後まで見届けさせてもらうよ。
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ええ、そうでなくては困ります。 あなたは、今日までの日々も、今日からの日々も……。
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出会ったあの日からずっと。 私のプロデューサーなのですから! ふふっ♪
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(迷いのない足取りで、紬は走っていく。 輝きに包まれた、ステージへと向かって)
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(紬の夢の続き……。 これからも、一緒に叶えていかないとな!)
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