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伊織、おつかれさま! いいステージだったな。
アンコールも素晴らしかった!
2
ふう……別に、特別なことなんて、何もしてないわ。
私のステージを、きっちり披露してあげただけよ♪
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ああ、最初から最後まで、バッチリ決まってたしな。
だから今日も、特別で良かったと思う! それに……。
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伊織! わたくし、感動しましたわ! 気高く美しく
可愛らしい、素晴らしいステージでしたわね!
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伊織さんのステージ、やっぱり間近で見ても、とっても
軽やかで、繊細で……あの。可愛いかったです。
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な……何よ、ふたりともおおげさね。
それに、あんた達のおかげでもあるのよ?
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全然おおげさじゃないと思うよ、伊織ちゃんっ。
今日はやっぱり、伊織ちゃんの公演だったかなーって!
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そうね。私たちにはもちろん、お客さん達にとっても、
きっと、忘れられない特別な日になったと思う。
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うん、これで、しっかり伝えられたと思う。ここは
水瀬伊織っていう、特別なアイドルがいる劇場だって。
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も、もう! ほんとに、
なんなのよ! あんた達は!
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ほら! いいから早く、控え室に戻りなさいっ。
こんなトコに固まってたら邪魔になっちゃうでしょ。
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はーい! それじゃあみんなで、戻りましょー!
伊織ちゃん……あ、また後でね!
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ねえ、プロデューサー。
その……あんたも、いろいろやってくれてたのよね。
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ゴージャスプランは無理だったけど、照明とか……。
ちゃんとできることを、いろいろしてくれたんでしょ?
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ああ、それはまあ……もちろん。
でも、伊織と同じだよ。特別なことじゃない。
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プロデューサーも、普通にちゃんとやらないとな。
アイドルと一緒に、毎日を特別にするために。
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……ふ、ふーん。そう。だったら、わざわざ
私があんたにお礼を言う必要なんてないわね。当然。
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だから、……これは、ただの感想だけど……。
今回のステージ……。
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いつもよりも、客席がくっきり見えたわ。
コンサートライトの光、いつもよりキレイだったもの。
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……そっか。気持ちが伝えられたって、お客さんが喜ん
でくれそうだな。……ちなみに伊織は、どう思った?
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……っ! で、でも、ゴージャスプランのことだって、
全然あきらめたわけじゃないわよ。
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私はいつか絶対、もっと特別になるんだから! 時間は
あげるから、準備しておきなさいよね! にひひっ♪