2
(力強い歓声がここまで聞こえてくる。
掛け値なしに、素晴らしい公演だったな!)
3
終わったー! やり切ったよ、
プロデューサー! ねえ、どうだった!?
4
ああ、素晴らしかったぞ! 劇場の歴史としても、
誇れる公演の一つになったな!
5
ホント!? うう……
今日までみんなで頑張ってきて良かったよ!
6
全部、みんなで手作りでしたしね!
感慨もひとしおって感じで……ぐすっ。
7
あ、フーカったら泣いてるー! ……でも、
ぐすっ。気持ちわかるヨー……!
9
プロデューサーもじゃん! あーもう、
アタシたち泣き虫劇場だな! ……ううっ。
10
ぐすっ、そうだね歩……でも自分たち、
泣き虫だけど、弱虫じゃないぞ!
11
ひとりだと、まだちょっと緊張することもあるけど……
ほ、ホントに、たまにだぞ!?
12
私も、ステージに立つ前はいつも怖くて……
なのに、不思議と乗り越えられちゃうんだよね。
13
わかるよ。怖くて、心細くて……でもみんなと円陣を
組んだ途端、「楽しもう!」って気持ちになるんだ!
14
ワタシも、今日みたいにお客さんがいっぱいだと
緊張するヨー。でも、みんなと一緒だからネ!
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劇場には、色んなアイドルがいるけど。多かれ少なかれ
そこは同じなんだろうって、見ててわかるよ。
17
……もしかして、プロデューサーも?
自分たちと同じ気持ちだったりするの?
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まあ、俺もそうだな。みんなのステージ前は、
いつも緊張して……でも、怖くはない。
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うん。みんなならできるって、いつも信じてるからな。
信じる事ができるのが、みんななんだ。
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うっ、余計に泣かせてしまった……み、みんな、
お腹空いてないか? ケータリングでも!
24
今日のは、すごく美味しいんだぞ! 佐竹飯店が
特別メニューを出前してくれたんだ!
25
わ! ミナコのとこ!? やった♪
ワタシ、あれだーい好き! 早く食べに行こうヨ!
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あ、エレナ! ずるいぞ、自分も食べたい!
抜け駆け禁止だぞー!
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焦らなくても大丈夫。
みんなで食べても、食べきれない量があるから!
28
ホントかな~? アタシたち、今めっちゃお腹空いてる
から! いくら佐竹飯店といえども、足りないかもよ?
29
それは心配ない。全員分オーダーしたら、
5倍の量が届いたから……。
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えっ……ご、5倍!?
そんなに食べたら、体重が……。
31
まあまあ、今日くらいはいいじゃないか!
ダイエットは来年からって事で。
32
うう……もうっ。じゃあ、うーんと食べちゃいますっ!
太ったら、プロデューサーさんのせいですよ!
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(こうして、劇場の特別な公演は幕を閉じた。
外では、雪が舞っていたらしい)
36
(来年も、そのまた来年も。アイドルのみんなと、
お客さん達と。こうして大切な日々を重ねていこう!)