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(定期公演が終わって数日。劇場にて、
打ち上げという名のティーパーティーが開かれた!)
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それにしても、まつりんの公演、
ほんっと~~~にステキだったよね!?
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はい! とっても優雅で、綺麗で……。
一緒に舞台に立てたことを、光栄に思います!
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エミリーちゃん、それはお互いさまなのです。
姫もみんなと一緒で、とっても楽しかったのですよ。
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みんな、お疲れ様!
打ち上げ、盛り上がってるみたいだな。
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兄ちゃん、遅ーい! お菓子、もうほとんどないよ?
真美のビスケット、ひとかけら食べる?
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プロデューサー。後で飲もうと思って、
とっておいたジュースをどうぞ……乾杯。
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ああ、ありがとう。
でもその前に……まつり、ちょっと時間いいかな。
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最終選考の結果が届いたんだ。
事務室で話そうか。
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……。プロデューサーさん、
ここで、みんなと一緒に聞かせてもらっていいのです?
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オーディションは、このメンバーで受けたのです。
なので、最後まで一緒に。……ね?
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わかった。それじゃ……コホン。
まつりのオーディション、最終選考の結果は……。
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……合格だ!
プリンセス役、おめでとう、まつり!
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Wow! まつりさん、Congratulatio……
はっ!? 私、はしゃぎすぎて、つい……!
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やったやった、やったねまつりん!
すごいすごい! プリンセスだ~!!
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信じていました。徳川さんならやれると。
ですが、やっぱり……感無量です。ぐすん。
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みんな……、ありがとうなのです。
一緒に喜んでもらえて、とっても嬉しいのです。
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まつり、なんだか落ち着いてるな。
もしかして……自信があったのか?
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ほ? そんなことないのです!
今だって、姫のハートはドキドキなのです!
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ただ……どうなったとしても、悔いはなかったから。
それだけなのですよ。
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はいはい、セーシュクに! 打ち上げは終了ーっ!
ここからは『合格パーティー』のはじまりね!!
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おっ、いいじゃないか。じゃあ追加のお菓子と
ジュースの買い出し行ってくるよ。待っててくれ。
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プロデューサーさん。
待ってください、姫も一緒に行くのです。
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えっ? まつりが来ちゃったらダメじゃないか。
パーティーの主役なのに。
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ううん、お返ししたいのです。この結果は、みんなと
プロデューサーさんのおかげなのです。
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いや、誰よりも、まつり本人が努力した結果で
間違いないよ。ちゃんと見てたから。
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……。プロデューサーさんは、
本当に……ズルいのです。
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もういいのです! そんなことよりも、今は
お菓子の国にれっつごー!なのです♪
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(そう言って駆け出したまつりの足取りは、
羽根のように軽やかだった)
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(かつて、舞踏会に向かう全てのお姫様たちが、
そうであったかのように……)