1
と、いうわけで、
歩ちゃんにも協力をお願いしたのです。
2
と、いうわけなんだ。みんな、よろしくな!
イエーイ!!
3
「と、いうわけなんだ」と言われても……。歩、
もう少しみんなにわかるように説明してくれないか。
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まつりには、アタシのセンター公演の時に
お世話になったからさ。その恩返しってコト!
5
それから、今回は特別に先生をお呼びしたのです!
まつりたちのレッスンを見てくれる先生……。
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えへへ♪ 先生なんて照れるなあ……。
みんな、よろしくね!
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はい、プロデューサーさん!
まつりちゃんに、声をかけてもらったんです♪
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春香先生、よろしくなのです。
先生として、びしばし!しごいてほしいのです。
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び、びしばし!?
えっと、わ、私なりに精いっぱい、がんばるね!
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マツリ、ロコはアートディレクションですよね?
今後のマイルストーンを確認しておきたいです!
13
ロコちゃんはステージの演出案を、
次のレッスンまでに100個出すのです。
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オフコースで……ええっ!?
ひゃ、100!?
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まずは、数で勝負なのです!
そこから練り上げていくのです!
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ううっ、ま、負けません……!
頑張ります~!!
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ロコちゃん、期待しているのですよ♪
ではさっそく、レッスンを始めるのです!
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(簡単な打ち合わせ後、すぐにレッスンが始まった。
みんな、すごい気合いの入りようだな……!)
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それじゃみんな、フォーの後に決めポーズだよ!
ワン・ツー・スリー・フォー……はい!
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今度は、ターンの後に決めポーズ!
ワン・ツー・スリー・フォー……はい!
25
はぁ、はぁ……ろ、ロコはもうダメです……
目が回って……うぅ……。
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わっ! ロコちゃん、大丈夫!?
あのね、くるくるの時はなるべく遠くを見るといいよ!
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さすがは春香先生! そうなのです!
ロコちゃん、春香先生の言うことよく聞くのですよ。
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(ハードな上に、スパルタだな……。それに
色々と高度だけど、本番で使えるんだろうか……?)
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きらきら・聖母のわんだほーーーー!!
……うふふ~♪ 楽しくなってきましたよ~。
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くるくる……くるくるくるくるくるーーー!!!
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くるく……くるくるくるー!!
と、遠くを! 遠くを見ますっ!!
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うん、いい感じなのです。みんな、
一定のクオリティは出せるようになったのです。
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ま、まつり。みんな、だいぶ疲れてきてるから……
この辺りで一回、休憩にしようか。
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ほ? そうですね。ではみんな、ひと休みなのです。
汗を拭いて、水分を取るのですよー。
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あっ! 私、差し入れに、まつりちゃんの好きな
マシュマロで、お菓子を作ってきました!
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疲れた時には、やっぱり甘いものだよね!
たくさんあるから、みんなでどうぞ♪
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おお! マシュマロとチョコのクッキー、それに
マシュマロの浮かんだココアか……さすが春香だな!
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びゅーりほー! さすが、春香ちゃんなのです!
みんなで、ありがたくいただくのです♪
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まぁ、とってもおいしそうですね~♪
ではさっそく、いただきますよ~。
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ロコもいただきます! ハムハム……。
んん、とってもスイートです~♪
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んん……ヤミー! 最高だね、この味!
アメリカにいたころを思い出すよ~!
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レッスン休憩で、こんなにおいしいお菓子が
食べられるなんて……毎日レッスンでもいいな♪
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ふふっ、よかった!
そう言ってもらえて、うれしいな♪
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甘い物で疲れが取れると、改めて、力を合わせて
公演を盛り上げようという気持ちになりますね~。
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トモカの言う通りです♪ ロコも、
もう1ついただきますね! パクっ。ハムハム……。
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春香ちゃんのお菓子は絶品なのです。
みんなで、どんどん食べるのですー!
55
(レッスンが終わり、みんなは一足先に帰った。
まつりは残って、後片付けを手伝ってくれている)
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まつり、お菓子あんまり食べてなかったみたいだけど、
いいのか? みんなに食べさせてばかりで……。
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恥ずかしがり屋のお姫さまは、食べているところを
人に見せないものなのですよ。それより……。
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はい、プロデューサーさん!
お口を開けるのです! ……あ~ん……?
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あ、あーん? ……モグモグ……ふう。
やっぱり、春香のクッキーはおいしいな。
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姫は、プロデューサーさんやみんなの
おいしそうな顔を見ると、はっぴー!なのです。
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だから姫に遠慮しないで、
たくさん食べてほしいのです。ね?
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そうなのか。まあ、そういうこともあるか……。
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姫は、みんなに楽しんでもらいたいのです。
……それは公演も、同じなのです。
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マシュマロみたいに、ふわふわであまあまな
ステージを、ファンのみんなに届けたいのです。
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大丈夫、きっと届くよ。今日のレッスンも、
まつりのおかげで最後まで楽しかったし。
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今、俺もすっかり、ふわふわであまあまな
気持ちなんだ。……だから大丈夫!
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(その後も、ハードなレッスンと甘いお菓子を経て、
まつりの公演準備期間は終わった……)
75
(まつりの想いは、きっとファンの人達にも届くはず。
……頑張れよ、まつり!)