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メインコミュ 第 86 話 公演前 2 / 5 パート

アイ・無限大∞ポテンシャル

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(定期公演のレッスンが始まった。今日は打ち合わせで 立ち会えないけど、皆、しっかり頑張ってくれよ!)
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ワン、ツー、スリー、フォー……ターン、っと! よしっ、バッチリ揃ったね!
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うん、初日にしてはいい感じじゃない? 公演まで、まだ時間あるしね。
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いやー、よかったよかった! 茜ちゃん、何しろ 忙しいからね。昨日とか8時間しか寝てないし!
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それ、けっこう寝てるよね? 茜が忙しいのは、もうわかったってば~。
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茜ちん、大変そうだねー。なら今日のレッスンは もう終わりにして、おやつタイムにしない?
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ナイスアイディアだよ、亜美ちゃん! 忙しい茜ちゃんには、休息が必要なのだ~!
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亜美さん、野々原さん。それはいけません。 まだ、レッスンの時間内です。
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プロデューサーから、くれぐれもふたりを 頼むと言われています。さあ、練習に戻ってください。
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アタシも、紬に賛成かな~。 今のとこ、もうちょっとやっときたいしね。
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ほらほら、ふたりとも! もうちょっとだし、がんばろうよ。
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うあうあー! 兄ちゃんが策士だよー! シンガーソングライターだよー!
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律子さんがいないから、ノビノビできると思ったのに! おのれ、プロデューサーちゃんめー!
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…………
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(すっかり遅くなってしまったな。 みんな、レッスンちゃんとできたかな……)
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う、ウニャ……。
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えっ? ……茜? どうしたんだ、こんなところで……。
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あ、プロデューサーちゃん……おかえり~。 どうもこうも、つむりんがスパルタで……ウニャ~。
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そうか……練習頑張ったんだな。 お疲れさま。
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……なあ、茜。やっぱり新曲お披露目、延期するか? 学園祭の方も、忙しいんだろ?
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ニャッ!? ダメダメ! 茜ちゃん、やるったらやるんだから。
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それに、これくらいのスケジュールもこなせない ようじゃ、トップアイドルになんてなれないもんね!
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うーん、そうか……。
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そうそう、そうなの! それに、なーんか ちょっと気になることもあるんだよね……。
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あ、こっちの話! それより茜ちゃん、 プロデューサーちゃんに質問があります!
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茜ちゃん、学園祭のステージに出てもいい? サプライズで、ライブをやりたいんだよね。
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うん? ああ、それは構わないけど……。 わざわざ断りを入れるなんて、えらいな。
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だってホラ、茜ちゃんはプロのアイドルだからね! 本当だったら、ギャラが発生しちゃうでしょ?
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はは、そうだな。 なんなら茜が払ってくれてもいいんだけど。
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茜ちゃんが出るのに、茜ちゃんが払うの!? それって搾取だよ! アイドル業界の闇だよー!
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翌日……
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フゥー……今日の分、どうにか終わったね~。 副委員長ちゃん、ありがと~。お疲れちゃん!
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ううん。野々原さんこそ、お疲れさま。
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わっ、もうこんな時間!? 茜ちゃん、レッスンに 行かなくちゃ。じゃあ、また明日ね!
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あ……ま、待って、野々原さんっ!
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?
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あの……わ、私、 野々原さんに、聞きたいことがあって……。
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……野々原さんは、どうしてそんなに頑張れるの? 忙しくても、ずっと楽しそうだし……。
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頑張るのが……イヤになったり、しないの……?
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どうしてがんばれる……? んー。んー……?
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言われてみれば、どうしてなんだろ? 茜ちゃんにも、よくわかんないかも……?
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えっ……ええ~っ!?
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あっ、いや待って! ……そうだ! 副委員長ちゃん、今度、劇場に茜ちゃんを見にきてよ!
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次の公演で、茜ちゃんの新曲お披露目があるんだけど。 見てくれたら、何かわかるかも!
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えっ? ええと……。
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あっ、チケットのことは心配しないで♪ 茜ちゃんが 招待するから! それじゃ、バイバーイ!
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あ……。
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ハァ、ハァ……お待たせ! ふたりともゴメンね、残ってもらっちゃって……!
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お疲れ、茜~。そんなこと気にしなくて大丈夫だって。 あと、明日は紬と亜美も残れるってさ!
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茜、レッスンもいいけど、ちょっと休んだら? アタシたちなら、時間は大丈夫だからさ。
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ありがと、マイハマン! でも大丈夫♪ 何故なら、茜ちゃんは元気いっぱいなのだ~!
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とか言って~。今日も忙しかったんじゃないの? あんまり無理すると、本番までもたないよ~。
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正直、疲れてはいる! いるけど、無理はしてない! 茜ちゃん、今、やる気がみなぎっているからね!
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おーっ、茜、気合いすごいじゃん! でも、なんで?
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なんで……ナンデ? 今日はいっぱい、 どうしてとかなんでって聞かれる日だなー。
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いやね、みんなの期待を背負っている!と思うと、こう ……すっごくやる気になるんだよね! 茜ちゃんは!
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なるほど、そうでしたか。では野々原さんは、普段の レッスンも、その気構えでやれば良いのでは……?
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亜美は、茜ちんの気持ちわかるな~。レッスンが イヤなんじゃないんだよ。ただサボりたいんだよ~。
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さすが亜美ちゃん、話がわかるね! ……って、 あれっ!? ふたりとも帰ったんじゃなかったの?
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どうしても、気になってしまったので……。 用事を済ませて、戻って参りました。
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亜美も、ママにちゃんと言ってきたよーん。 んじゃ、サクッとレッスンしちゃおー!
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みんな、茜ちゃんのために……! ありがとう! 茜ちゃんは幸せ者です!
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よーし、それじゃレッスン開始! 頭から通しでいいよね? いくよーっ!
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…………
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……で、頑張りすぎて、こんな時間になっちゃったと。 熱心なのはありがたいけど。
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にゃはは♪ ゴメンゴメン! つい、気合い入っちゃってさ~。
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すみません……。プロデューサーにレッスンの 進行を任されたというのに、このような時間まで……。
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いやいや紬が謝る事じゃないよ。ひとまずお疲れさま! みんなの家に連絡を入れておかないとな。
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むにゃ……うぅん、プロデューサーちゃん ダメだよ、茜ちゃん人形をそんな乱暴に……ぐう……。
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おーい、茜~? おーいってば~。 ……ダメだ、起きないや。よっぽど疲れてたんだな~。
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茜ちん、完全におネムだね~。 ……そうだ! 兄ちゃん、サインペンあったよね?
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寝ている人の顔に落書きしようとするんじゃない。 茜は……そうだな、もう少し寝かせてあげようか。
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オッケー! 倉庫に、毛布あったよね? アタシ、取ってくる。
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他のみんなは、車で送ろう。 とりあえず、着替えてからエントランスに集合な!
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…………
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茜? おーい、そろそろ起きてくれ。
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ん……。ふわぁぁ…………はっ!?
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ウニャーッ! 茜ちゃんってば、寝てた!? ご、ごめんごめん、プロデューサーちゃん!
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あっ、でもカワイイカワイイ茜ちゃんの寝顔を 見られたから、むしろ役得だった? ニャハッ☆
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ニャハッ、じゃなくて。……茜、本当に大丈夫なのか? そんなに無理してるんだったら、今からでも……。
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も、も~っ! プロデューサーちゃんってば、 心配性なんだから。茜ちゃんなら、本当に大丈夫!
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そりゃー、全然しんどくないって言ったら ウソになるけど……でもなんか、楽しいんだよね!
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楽しい?
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うん! 今! この瞬間! 最高に輝いてる 茜ちゃんを見て! ……って感じ?
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心配しなくても、本当の本当に辛い時は、 ちゃんとプロデューサーちゃんに頼るよ!
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だってプロデューサーちゃんは、 茜ちゃんのプロデューサーだからね!
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茜……。
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(様々なステージを経て、茜にも、アイドルとしての 自覚のようなものが芽生えたのかもしれないな……)
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(元々、茜のアイドルとしてのポテンシャルは高い。 これなら、トップアイドルも本当に夢じゃ……!)
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というわけで……プロデューサーちゃん! 今日のところは、茜ちゃんを家まで送り届けるのだ~!
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あ、そうそう! あと、茜ちゃんの公演のチケット、 1枚もらってもいい? 学校の友達を招待したいんだ☆
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ああ、もちろん。それくらいお安い御用だ!
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(アイドルとして、一段成長した茜の新曲お披露目…… どんなステージになるのか、楽しみになってきたぞ!)
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