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第 38 話
導入
1 / 5 パート
(次の定期公演のセンターだけど……。 そろそろ、いいタイミングかもしれないな)
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(次の定期公演のセンターだけど……。
そろそろ、いいタイミングかもしれないな)
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スライダーキック! ホームランパンチ!
シュッシュッ……スワッ!
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うんうん、いい感じだよ! 昴は体重が軽いから……
もっと、スピードつけたほうがいいかも?
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おお~。新しいスポーツの誕生ですね~?
これは歴史的瞬間かもしれません~。
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えへへ~、そっか?
じゃあ次は……ゲッツーチョップだー!
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おはよう、みんな!
……昴、何をしてるんだ……?
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あっ、プロデューサー!
いまオレたち、野球拳の技を考えてたとこなんだ。
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プロデューサーさんも、一緒にやりませんか?
なかなか楽しいですよ~。
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あ、やっぱダメだった?
アイドルだし、格闘技は危ないもんね。
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格闘技……? なんだかわからないけど、
とにかく野球拳は危ないから、やめておこうな。
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ところで、昴。
次の公演で、センターをやってみないか?
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センター……って、お、オレが!?
プロデューサー、いいの!?
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もちろん! あとは昴が、
やりたいと言ってくれるかどうかなんだけど……。
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もちろんやるよ! オレ、やりたいっ!
うわあ……ついにセンターかぁ……!
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やったね、昴!
そっか、次の公演は昴がセンターか~。
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昴ちゃん、おめでとうございます~。
きっと、元気いっぱいな公演になりますね~。
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だよね……よしっ、アタシも一肌脱ぐか!
昴、どんな公演にしたいの?
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あ、その事なんだけどさ。
オレ、ずっと考えてたコトがあって……。
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え!?
もしかして、野球拳ってそれだったとか!?
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いや、全然そうじゃなくて! あのさ……。
うう、これ言うのやっぱハズいな……。
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昴ちゃん、やりたいことがあるなら、
言ってみたほうがいいですよ~。
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そうだぞ、昴。実現できるかどうかは別として、
プロデューサーとして希望は聞いておきたいな。
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何か実現が難しそうな事なのか? あ、のり子の
プロレス会場みたいに、スタジアムでとかはまだ……。
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いや、そんなんじゃなくて!
えっと、オレ、その……うー……。
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お、オレ……女の子っぽいっていうか……
すっげーアイドルっぽい、かわいい公演にしたいっ!!
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アイドルっぽくて可愛い公演か。
いいじゃないか!
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とっても素敵だと思います~。
けど、どんな感じにしたら良いでしょう~?
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アイドルっぽい公演か……アタシも得意じゃないけど、
とにかく協力するよ! みんなで考えよう!
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三人寄れば文殊の知恵、と言いますし~。
プロデューサーさんを入れたら4人ですな~。
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えへへっ……ふたりとも、ありがとな!
オレ、がんばるよ!
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(昴は照れながらも、自分の気持ちを正直に話した……
その勇気に応えられるよう、精一杯サポートするぞ!)