(39プロジェクトの公演まで、あと少し……。 ここさえ乗り切れば……)
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(39プロジェクトの公演まで、あと少し……。
ここさえ乗り切れば……)
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夜の7時!?
しまった、そんなに長く眠ってしまうとは……ん?
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プロデューサー、お疲れのようですね。
差し出がましいかと思いましたが、私が。
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貴音だったのか、ありがとう。
心配かけちゃったな。
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本日の予定は終了だと、美咲嬢に確認しました。
今宵はどうぞ、ゆっくりとお休みください。
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本番まで、あと少し。今、プロデューサーが
倒れてしまっては、それこそ一大事……。
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そうだな、気をつけるよ……。
初公演間近だけど、新人達の様子はどうだった?
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皆、つつがなく。とはいえ、
さすがに緊張を隠せない者も何人か……。
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今はただ、皆の成功を願ってやみません。
本番に向けた努力が、最高の形で実を結ぶようにと…。
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そうだな。でも、あの子達なら大丈夫だろう。
頼りになる先輩達もいるし。
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はい。当日は万全の態勢で皆をさぽーとする
つもりでいます。ですが……。
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私は、何かを見落としているような……。
本番を前にしているというのに、もどかしく……。
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プロデューサー。
何か、思い当たることはないでしょうか?
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貴音はここのところ、後輩の面倒を見るために、
こうして遅くまで残ってくれていたからな。
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他人に気を配りすぎて、
自分のことをおろそかにしてないか?
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言われてみれば……確かに、そうかもしれません。
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皆の日々の成長が嬉しく、その事ばかり気にかけて……
私自身を省みることを、忘れておりました。
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私はこれより、己が成すべきことに集中します。
……ありがとうございます、プロデューサー。
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お礼を言うのはこっちだよ。
貴音がみんなを見守っててくれて、本当に助かった。
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いえ、お気になさらないでください。
皆との関わりは、私自身の励みになっているのです。
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私を慕い、頼りにしてくれる皆のために、
成すべきことを成す……これもまた、私の使命かと。
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……そうか。
それじゃ、俺も自分の使命を果たさないとな。
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そう。俺の使命の一つは、
貴音をアイドルとして、プロデュースすることだ。
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俺達が目指す場所への道のりは、まだ遠い。
これからも一緒に頑張ろうな、貴音!
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遥かな高み、頂点の座に輝くために。
私は、これからも……あなた様に、ついて参ります!
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(貴音が、自分自身のことを忘れるほど真剣に
取り組んだ初公演……絶対、成功させなくちゃな!)