(39プロジェクトのアイドルを探しに、 街中でスカウトをしているけど……)
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(39プロジェクトのアイドルを探しに、
街中でスカウトをしているけど……)
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なかなか、「これ!」という子には
出会えないものだな……。
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おっ、あそこに公園がある。
少し、休憩しよう。
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あれは……石切りをしてるのか?
はは、こんな都会で珍しいな。
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はは。偶然とはいえ、うまくいったな。
さてと、飲み物でも買って……ん?
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たまき、石があんなにいっぱい飛んでるとこ、
初めて見た!
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うん! この公園で石切りするの、たまきだけなんだ。
だからみんな、知らないのかと思ってた!
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はは、そっか。
確かに、あんまり都会ではやらないのかもな……。
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(この子、かなり活発だけど、女の子だよな?
よく見るとかなり可愛いし、これはもしかして…)
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たまきも石、いっぱい飛ばしたいよ。
たまきにコツを教えて!
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えっ? あ、ああ、わかった。
それじゃ、石をこういう風に握って……。
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(近くで見ると、やっぱり綺麗な顔立ちをしてる。
それに、くるくる変わる表情がいいぞ)
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でも、おにいさんのほうが遠くまで飛んだ……。
うーっ! たまき、くやしいぞ~!
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(女の子にあちこち引っ張り回され、
タイミングを逃しているうちに、いつの間にか……)
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ハァ、ハァ……
け、結局、全力で遊んでしまった……。
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あっ……もう暗くなってきちゃった!
あったまき、おうちに帰らないと。
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おにいさん、遊んでくれてありがとー!
またいっしょに遊ぼうね!
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君、アイドルに興味ないかな?
それから、親御さんと話がしたいんだけど……。
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え? アイドル、知らない?
女の子が大勢、歌ったり踊ったりする……。
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そうだね。
うちの事務所は、女の子ばっかりだよ。
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え?
……うん、そうだな。できると思うけど。
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たまき、最近まで、ばあちゃんちにいたんだ。
村には、子どもがたまきしかいなくて……。
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だからたまき、友達がほしい!
100人くらい!
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100人か……すぐには無理かもしれないけど、
半分くらいなら、すぐにできるかも。
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よし!
それじゃ、まずは家まで案内してもらっていいかな?
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それから、君の名前だけど……
「たまき」ちゃんだっけ?
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うん!
あのね、たまきは、「大神環」っていうんだ!
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うん! だって、たまきより石切りじょうずだから。
たまきに教えてね、おやぶん!
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(ちょっと野性的なところが、他にはない魅力だな!
どんなアイドルに育つか楽しみだ!)