(よし、これで明日の公演の準備は終わりだ! これで安心して、可憐を765プロ劇場に立たせ……)
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(よし、これで明日の公演の準備は終わりだ!
これで安心して、可憐を765プロ劇場に立たせ……)
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あ、あのっ……。
プロデューサーさん…………。
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可憐? どうしたんだ。
もう帰ったんじゃなかったのか?
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そ、その……
……あ、明日の、ステージのことで、お、お話が……。
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わ、わた、私……どうしても、緊張してしまって……。
あ、アロマを焚いても、心臓が、バクバクしてっ……。
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う、うぅ……わ、私、こんな調子で……あ、明日の
ステージ、立つことが、で、できるんでしょうか……。
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(アロマを焚いても効果がなかったのか……。
これは一度、落ち着かせたほうが良さそうだな)
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プロデューサーさん、お、お仕事中
ですよね……わ、私、自分のことばかり……。
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いや、大丈夫だよ。仕事はもう終わったし、
アイドルの不安を取り除くのも、俺の仕事だから。
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でも、一体何が不安なんだ?
レッスンでは、上手くできてたと思うけど……。
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れ……レッスンは、みんなと一緒だし……
……ひ、人も、少ないし……。
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……でも、ステージは……し、知らない人の前に、
立つんだ……と思ったら……とても、ふ、不安で……。
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声が、で、出なかったら……振り付けを
……わ、忘れてしまったら……って……。
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そ、そういう……悪いことしか、
か、考えられなくなって……私……うぅ……。
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大丈夫だよ、可憐。
最初のステージは、誰だって同じ不安を持つものだ。
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ああ。今、活躍してる春香達だって、
最初は、可憐と同じ心配をしてたはずだ。
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けど結局、みんなその不安を乗り越えられた。
仲間がいるからできたんだと思うよ。
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仲間が……そ、そうですね……。
……私も……ひとりじゃない……。
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私には、な、仲間がいます……
みんなや……プロデューサーさんも……。
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あ……あれ? 手の震えが、止まってる……。
あ、あんなに緊張してたのに、不思議……。
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プロデューサーさんと、お話したから……
かな……? ……あ、ありがとう、ございました……。
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私……あ、明日のステージ……
精一杯、が、頑張りますね……!
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(いい笑顔になった。……これからも、
大切にプロデュースしていかないとな)
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(この劇場から、可憐の本当の輝きを、皆と……
可憐自身に届けるために)