(千早プロデュースの服が完成した。千早は みんなの感想を聞きに行ったが……)
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(千早プロデュースの服が完成した。千早は
みんなの感想を聞きに行ったが……)
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みんな、すごく褒めてくれました。
とても綺麗で、素敵だって。
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それに「新鮮な感じがする」とも言われました。
ギャップがすごいって……。
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わかるよ。普段とは印象が違うもんな。
……あ、普段が悪いって言ってるわけじゃないぞ?
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ふふ、大丈夫ですよ。自覚はありますから。
私のイメージからは、少し離れたデザインだって。
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いつもどおりなら、もっと無難に……それこそ、
普段着と変わらない感じになっていたと思います。
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でも、今回は個性をしっかり出したよな。
なにか、思うところがあったのか?
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そうですね……デザイナーさんにいろいろ提案されて、
最初は正直、困って、ずっと迷っていたんです。
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自分のセンスに自信もなかったですから。それで、
プロデューサーを連れまわしたりもして……。
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ああ、色んなショップに行ってみたよな。
参考になればと思って、全然気にしてなかったけど。
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ありがとうございます。おかげで、視界が拓けて……
一つの答えに辿り着けたんです。
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もしかしたら、難しく考えすぎなのかも……。
服作りも、歌と同じなんじゃないかなって。
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はい。歌は、上手いとか、下手とかじゃない……
一番大事なのは、自分が歌いたいという気持ちです。
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服も同じで。『自分がこれを着たい』と思う気持ちを
大切にするべきかなと。
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なるほど……。つまり今回は、
千早自身の直観を信じて作ったんだな。
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はい。私にはデザインの『正解』はわかりません。
でも、これが『素敵』だって思えるんです。
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他の誰でもない、自分自身の心に正直に……。
その想いが、このデザインの決め手になりました。
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歌のように自由で、感性のままに。皆さんにも、同じ
気持ちでこの服を選んでもらえたら、嬉しいですね。