貴音、お疲れ様。ブログ読ませてもらったよ。 すっかりヴァンパイアに成りきれているみたいだな。
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貴音、お疲れ様。ブログ読ませてもらったよ。
すっかりヴァンパイアに成りきれているみたいだな。
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はい。それも、この衣装を私に合わせて、
おーだーめいどで仕立ててくださったおかげかと……。
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いつもながら、プロデューサーのお気遣いには
真、感謝しております。
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もともとの貴音の魅力を引き出すためだよ。
でも……、本当に似合ってるなぁ。本物みたいだ。
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ふふっ……実は私も、先ほどから感じていました。
この身から漂う、面妖な気配に……。
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ばんぱいあの気品に満ちたこの衣装には、
なにか特別な力が宿っているのかもしれません……。
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どうか、動かないで……。
ご無礼をお許しください……。
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いや、急にどうしたんだ?
まさか……血を!?
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これで大丈夫。……突然、失礼いたしました。
御髪についていた埃が、気になったものですから。
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なんだ、ゴミを取ってくれたのか。ビックリした……。
役に入れ込みすぎて、噛みつかれるのかと思ったよ。
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噛みつく……。
私があなた様の、首筋に……?
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そ、そこまでご無礼なことはいたしません。
……いたしませんが……。
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この、かすかな胸の高鳴りと、喉の渇き……。
これは……もしや、ばんぱいあの渇望……?
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(今の言葉で、役への理解が深まった……らしい。
それはいいけど……しばらく夜道には気を付けるか)