(青羽さんから、百合子の新しい衣装が完成したと 連絡があった。百合子が、もう試着してるらしい……)
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(青羽さんから、百合子の新しい衣装が完成したと
連絡があった。百合子が、もう試着してるらしい……)
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風……ううん。今回は、雪の精霊の呼びかけに
応える者のほうが、雰囲気にもピッタリかな……?
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百合子、お疲れさま。
……何か呟いてたみたいだけど、どうかしたのか?
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きゃあっ!
……ああっ、プロデューサーさん!?
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も、妄想中に声をかけるのは反則です!
いつも以上に、ドキッとしちゃうじゃないですか!
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ご、ごめん。驚かせるつもりはなかったんだけど……
気をつけるよ。その、新しい衣装を見に来たんだ。
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あ、そうだったんですね!
さっそく着てみたんですけど、どうですか!?
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この衣装、聖歌隊みたいでとってもかわいいですよね!
それに、杏奈ちゃんとも、おそろいっぽくて……♪
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うん。統一感が出るデザインにしてもらったんだけど、
ふたりによく似合ってると思うよ。
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清廉で、幻想的で……。この衣装を着ていると、
想像がどんどんふくらんでいってしまうんです!
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街の片隅、小さな教会で清らかに歌う聖歌隊。
しかしそれは、世を忍ぶための仮の姿……。
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その実態は、街にはびこる悪魔を祓う退魔集団……!
なんて、ステキだと思いませんか!?
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た、退魔集団? でも確かに、
雰囲気はそんな感じかもしれない……かな?
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あっ、すみません! でも、それくらい、
この衣装が魅力的だっていうことで……えへへ。
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この衣装、何かに守られてるような感じがしませんか?
祝福とか、加護みたいな……。
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あ、杏奈ちゃんとおそろいだからっていうのも
あるかもしれないんですけど……♪
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なるほど、百合子のイメージはよくわかったよ。確かに
一人では困難な事も、二人でなら越えられるだろうし。
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あっ、きっとそれですね!
さすが、プロデューサーさんです♪
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私、この衣装でなら安心してステージに立てそうです!
クリスマスのステージは、私たちにおまかせください!
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さあ、悪魔たち……どこからでもかかって来なさい!
私と杏奈ちゃんが、必ず封印してみせる……!
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(……百合子の中には、まだだいぶ違うイメージが
残ってるみたいだけど……本番は頼んだぞ!)