お疲れ様、瑞希。 おお、よく似合ってるじゃないか。
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お疲れ様、瑞希。
おお、よく似合ってるじゃないか。
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お疲れさまです、プロデューサー。
はい。私も、似合っていると思います。
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どこからどう見ても、立派なマジシャンです。
ではここで、マジックをひとつ……はっ!
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プロデューサー。お願いがあります。
ジャケットの裏に、ポケットを追加できませんか?
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まだ調整できるから大丈夫だけど……
ジャケットの裏?
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はい。マジシャンにとって、
袖の周りやポケットは大切な場所なのです。
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見えないところに、もうひとつポケットがあれば、
手品の種類が増やせます。……よりどりみどり。
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そういえば、『聖ミリオン女学園』でも、
その衣装でマジックを披露するんだったな。
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はい。マジックが好きで、いつもみんなに見せている
生徒……正に、私のためにあるような役です。
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いつでもマジックが披露できるように、
準備はバッチリだぞ。……アドリブもウェルカム。
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それに、私のマジックには、姉妹を繋げる重要な役目が
あると思います。特に、卒業パーティーのシーン……。
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言葉がなくても、マジックで気持ちを伝える。
……それが、私たち姉妹のコミュニケーションかと。
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なるほどな……よし、わかった。
マジックがしやすいように調整してもらおう。
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ありがとうございます、プロデューサー。
では撮影までに、レパートリーを増やしておきます。
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徳川さんと望月さんは、どんなマジックが好きかな。
……練習しがいがあるぞ、瑞希。
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(瑞希のマジシャン魂に、火がついたようだ。
どんなマジックを見せてくれるのか、楽しみだな!)